シフトリンケージブッシュが壊れると

ブッシュ破損

安心して下さい、
4年程前の写真ですから。

今回はシフトリンケージブッシュの話。


当時、
平日夕方の、
三田の交差点ド真ん中で、
いきなり不動に…

不動といっても、
エンジンは問題なく動いていて、
ミッションが一切入らないという状態に。

停止中に、
ポジションをNに入れてあったのが、
唯一の救いで、
エンジンもそのまま切れるし、
駆動がかかってなかったので、
クルマを押して路肩へ移動出来たのは、
不幸中の幸い。
(1速に入ってたら抜けなくなってた…)

交差点の真ん中で停まってしまったので、
ハザードたいてクルマを一旦放置して、
近くの交番に駆け込んで、
お巡りさんと一緒に押して、
路肩に寄せたというのが事の終始。

空冷ポルシェには、
あるあるの定番症状ではあるが、
いきなり出先でシフトが入らなくなるのは、
実際に相当パニくる現象だった。
平地の交差点で本当に良かった…


シフトリンケージとは、
シフトノブの下から、
ブッシュを介して、
鉄パイプのようなモノがフロアを這って、
後方のミッションに向かって、
シフトポジションをリクエストする棒である。

このリンケージのブッシュは構造上弱く、
このブッシュを破損してしまうと、
シフトリクエストがミッションに伝達されない。

感触としては、
シフトノブの動きが、
グニャングニャンになり、
各ゲートに入る感触が一切なくなり、
Nも1も2も3も分からなくなる、
といった感じである。
シフトで円を描けるようになるイメージ。

乗って数年経った「今なら」
前兆らしきものは少なからず感じられた、
かもしれない。


例えば、
Nポジションで、
シフトを左右のどちらかの端に振り、
手を離すと、
シフトが中心に戻ろうとする。

この時の動きが、
正常であれば、
「ブルルン」と勢いよく戻るが、
ブッシュが傷んでいる場合は、
緩やかに「シコォ」と戻ったりする。
動きがゆるりと目で追えるような感じだと、
ブッシュが逝っている可能性が高い。
ちなみに壊れた白いブッシュは粉々に…


基本的には経年劣化で発生するもので、
ラインオフから20年以上経っているので、
ゴムやプラで出来た部品は、
一度も交換していないのならば、
先んじての交換がベター。
(未だにこれはトラウマってて気になる)

いきなり走行不能になるって、
普通のクルマとしても随分とアブナイ。
ホントにこのパーツは要注意。
減速してコーナー飛び込む時だったら…

マニュアル車に限った話。