718ボクスター

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所感としては随分カッコ良くなったなボクスター!
である。

写真はきっといつも通りオプションてんこ盛りモデルなんだろうが、
随分とテール周りがイカつくなったような印象。
サンプルカラーのせいもあるが、
リアセクションがジャガーのFタイプに似たようにも見えるような…

ポルシェのモデルの中でも代を重ねる度に、
モデルチェンジの差異が目立つのも、
このボクスターモデルの特徴かなのだろうか?

986→987→981→718、
987所有者からしてみると981が出た時は、
さすがに「あーあ、そんなに変わるか…」という隔世の感だった。
同じことは986→987でももちろん起こったはずで、
そう考えると981→718は歴代のモデルチェンジでは小変更の部類と言えそうだ。

2リッターにシングルターボで300馬力、
2.5リッターに可変ターボで350馬力。

やはりであるがこれまた馬力が出過ぎだろう。
ポルシェのモデル毎の馬力構成はもう少し冷静でもよかろうかと。

2リッターにシングルターボで300馬力というのは、
ちょっと前でいうランエボとかインプのカタログ馬力ということだ、
もちろん年月が経ってターボ技術が進化したこと、
世界のポルシェが造ることは重々承知しているが、
ちょっとやり過ぎじゃないだろうか?


初代ボクスターは1996年、
986ボクスターとしては2.5リッターNAで206馬力、
1リッターあたり80馬力。
ちなみに993C2も1リッターあたり80馬力。
この辺りは今見ても絶妙なゾーンである。

直近の981ボクスターが2.7リッターNAで285馬力、
1リッターあたり105馬力。
随分とこの20年の間で技術革新が進んだと言わざるをえない。

今回の718ボクスター、
仮に2.5リッターNAならば260馬力、
仮に2.0リッターNAならば210馬力あたりか。
「この馬力レンジのポルシェが出たら即欲しいっ!」
(空冷ポルシェに拘るにはこの辺りの理由も大いにある)

前にも書いたが、
アンダー250馬力のポルシェ、
ニュルブルクリングのラップタイムをがむしゃらに追い求めるのとは、
少し違った視座でのモデルデリバリーに期待したいものだ。
(大衆化を目論むポルシェなら間違いなく何処かでくり出してくるはずだ…)

そういった意味では、
日本の86やBRZ、ロードスターなどは、
極めて秀逸なパッケージングとコスパと言わざるを得ない。


ちなみに素っ裸のMTボクスターが凡そ700万で買えるが、
HIDなどの必要最低限装備だけのいわゆる「侍仕様」で仮に買ったとしても、
後悔は絶対にしない走りを披露してくれることは保証しておく。
PASMなんてなくても十二分にいける!

またいつか所有したいと思わる魅力がある。