保険のアジャスターとは

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自動車保険には、
「車両保険」というものが存在する。
契約者が任意で、
その車両に対して保険金を掛けられる仕組みだ。

事故を起こしたら、
その車両保険を使用することになるわけだが、
どの程度車両保険を使用できるかどうかは、
無論契約者が決められるわけではなく、
アジャスター」にその決定権がある。
保険金詐欺を防ぐためだ。

損害保険会社には、
アジャスターという、
事故車鑑定士というか査定士がいる、
正しく言うとグループ内の別会社みたいな在り方。

彼らは全国技術アジャスター協会に所属し、
見習い~何級という、
スキルを階級分けされた身分を保有する。

彼らが実際に、
事故車両を見分して、
どの程度の車両保険を支払うかを判断・采配する。

アジャスターが、
手の込んだ年式の古いクルマに、
どの程度の金が必要なのか分かるのかよ、
思っていたのだが、
これが結構すごいところまで分かってしまうのである。

具体的にどのレベルかというと、
フレームまで損傷しているとか、
ドラシャが逝ってしまっているとか、
インプットシャフトが曲がってしまっているとか、
そういうレベルで詳細に分かるレベルである。

このアジャスターという職業、
よくよく聞けば元々は、
自動車工場や整備士や板金士が務めている場合が多く、
実は保険会社の人というよりは、
どちらかと言うとクルマ業界寄りの、
少し立場が変わった職種という捉え方の方がイメージし易い。

ちなみにこのアジャスターは、
保険会社によって異なるとは思われるが、
エリア毎に存在するので、
地元の自動車工場や板金屋とは顔なじみであり、
ある意味でアジャスターとの相性などもあるようだ。

保険会社の人というより、
こちら側の自動車整備関連の人が、
保険業界の方に足を突っ込んでいる、
という認識の方が正しそうだ。
ちなみにツナギを着て現われそうな感じがするが、
スーツでバリッと現われるらしい。