僅かかつ明確にRennsport

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(先入観は多少と先に断っておく、多少なのだ)

まず、
やはりRSの挙動は、
カレラ2のそれとは明らかに違う。

後方から追いかけてマジマジと見てると、
より一層その違いを感じる。

直線は3.8Lだがさほどの違いは感じないが、
やはりコーナーで旋回姿勢を取り始めると、
その挙動の違いというか、
質量物体の動きが違うことに気付く。
(これはいくつかのRSを追い掛けてみても同様)

ちなみに、
「アッ!」と驚くような差ではなく、
2-3コーナー抜けてみて、
4コーナー目が終わった位で、
「あれ…?これはもしかして…?」と思うような、
本当にちょっとした「差」なんだが、
これがいくつもいくつも積み重なると、
それは明確な「違い」になっていき、
最終的にはレンシュポルト「RS」となる。


まずもって、
全般を通して「動きが軽い」。
ニュアンスで言えば、
まさに「ヒラリ…?」の連続と言う感じ。

ほんの一瞬の違いしかないのだけど、
「スッ」とクルマが旋回し出す時の動きに、
ナチュラルな軽快感を持っている。
これはRSが生まれ持ったDNAなのだろう。
(RSストリートは車重もカレラ2とも大差ないのに)

もちろん個体差やチューンドの方向性もあろうが、
旋回中の姿で特に印象的なのは、
「常に前へ前へ進もうとしている強さ」だろうか。

コーナーリングをこなしている最中でも、
クルマそのものが前方方向へ進もう進もう、
という挙動を強く感じる。

きっとトラクションのバランスが、
本当に僅かなレベルなんだろうけど優れており、
それはRS専用のLSDなのか、
はたまたRS専用の足回りディメンションなのか、
若干軽量な車重の恩恵なのか…
(きっとそれらの複合的効果と察する…)

決定打は分からずだけど、
至近距離で追走してみると、
誰しもが肉眼で気付けることだろう。

ここでいうRSとは、
993RSストリートのことで、
クラブスポーツのことではない。

ポルシェの絶妙な味付けの違いは本当に凄い。