C63Sのクリアで澄み切った上質な味わい

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正直久しぶりにガックリ…

おーいこんなに違うなんてアリかー!
という感じ。

前期型C43と後期型のC63Sが全然違う、
というのが今回の話。


ルックスは、
パナメリカーナグリルでグンといかつく、
純正のマットカラーで独特な威圧感を放っている。
(まぁまぁ見た目は、一旦さておきだ…)

C63Sなので、
インテリアはテカテカのウェットカーボンが、
センターコンソールを覆っていて、
時計はお約束のIWC謹製がはめこまれている。
(まぁまぁこれも見た目、まださておきだ…)


エンジン始動は、
C43と比較にならないくらい獰猛な音で、
先代の自然吸気ユニットM156型のC63のような音圧、
正直めちゃくちゃカッコイイ!
「ガヴーッ!」
(ジャガーみたいな演出過多のコテコテ系で二重マル!)

インパネはもはや全面液晶に変わっているが、
これが何とも違和感なく馴染む恐ろしさ。

レザーのセミバケットがなかなか良く出来てて、
サイドサポートが結構張り出しているタイプで、
やはりカラダがホールドされるとラク。


走り出すと、
ステアリングのゲイン値の違いが明確で、
極低速域のアシストはC43の比ではない位軽く、
全体的にクルマが軽く小さいように感じる。

C63SがCクラス最上位であることもあるだろうし、
後期型ということで各所改良されているだろうが、
多分この挙動の最も大きな違いは「駆動方式」だろう。

C43のAWDより、
C63SのFRの方がクルマ全体として、
ハンドルの操舵感をはじめ、
アクセルの加速感もダイレクトに感じられ、
圧倒的に「クリア」で「澄み切った」感が強い。
それでいてちょっと人肌感アリ。
(加速は明らかにリアからの蹴り出しを感じる!)

もうとにかく排気音が常時ドンドコ唸ってて、
もう男子にはこの上ない快楽をもたらすだろう。
ほとんどアメ車状態。

ハイウェイと峠はまだ試してないが、
これならちょっと攻め込んでみても、
結構面白い感じになるかもしれない。
C43よりフロントに荷重が乗りやすい印象。
(フロントエンジンが随分と重いのか?)


Cクラスというワイドレンジのラインナップの中で、
これ程までに違うテイストを提供出来るのは、
本当にベンツというクルマ屋の奥深さを感じさせられる。
ベンツ凄い。

「C43は味気ない」と某中古車屋の動画でも言っていたが、
これは確かにC63と比較して味わってしまうと、
「まさにその通り…」といった感じ。

多分これ、
43系と63系の両方を乗った人じゃないと分からないが、
両方乗った人なら明確に63系のライド感を好むだろう。

最新型のポルシェで言うと、
カレラとカレラSの違いってそんなにないが、
今回の違いの差は、
カレラとターボ位の違いと例えると伝わるだろうか?