雨の時こそ丁寧に丁寧に

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1本目から雨はパラついてたけど、
サーキットの水捌けの良いアスファルトだと、
小雨ぐらいならまったくグリップに影響はない。

2本目に入る前に、
傘がないとズブ濡れになるくらい降ってきた。
コンディション悪化のせいか2本目の出走台数は少なめ。
路面も全域しっかり濡れて、
コーナーによっては水が乗っている箇所も。

こうなると、
フルドライの時のクルマの動かし方が変わってくる。
フルドライの時と同じ操作をすると、
電子デバイスが一切ない空冷ポルシェは、
あっと言う間にクルリとなる。


それにしても、
富士のような大型サーキットの、
見通しの良いストレートでも、
前走車と結構な距離が離れていても、
ウォータースクリーン状態になると、
これまた結構な恐怖感…

前走車のテールランプを頼りに、
このライン上なら大丈夫か、
みたいな感じで200キロオーバーで突き進むが、
前走車がスピンとかしてテールランプが横向いてたら…
(GTドライバーの雨の接戦は本当に尋常じゃない…)


ブレーキングポイントも、
通常より2-3割手前からに変更する。

雨で制動距離が伸びることへの備えだが
どっちかというと急な荷重移動を避けたい、
という方が意識としては大きい。

フルレインの中で、
電子デバイスなしのRRだと、
全体的に急な前後方向の動作を求めるのは、
極めてキケン。


加えて、
左右方向のステアリング操作も、
通常時の量を切り込む必要なく、
2-3割浅い舵角で曲がっていくイメージ。
タイヤが滑って通常より滑っていくためだ。

水が乗ってる所でフルブレーキングしたりすると、
パカパカABSが介入してきて、
クルマの挙動が乱れたりすると、
雨の中だとちょっとオーバースピードなんだろう。

雨の中でも、
しっかりフロントに荷重集めながら走ると、
71Rはゴゴゴッズズズッと反応しながら、
しっかりとグリップを応えてくれる。


国産の最新型4駆も、
本当に面白いくらいにコマのように回るし、
どんなに最新型のクルマで、
高性能な電子制御が入ってても、
タイヤ4本で接地しているのは、
20-30年前のクルマと同じ…


筑波のフルレインよりも、
富士のフルレインの方がよっぽど安全。