純正エアロの奥深さ

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びっくりする程に走行フィーリングに変化あり。
端的に言ってとても悪い。

まずもって、
リアウイングの除去なのに、
フロントの入り極初期が希薄に。

そして、
中高速域になるとリアが軽くなる前に、
車体中央下部辺りにゴトゴト感が出てきたり…

あの殆ど効いていないと思っていたEUウイングが、
実はめちゃくちゃ効いていたことを実感して、
むしろかなりの感動!


すごく端的に言うとあのEUウイングは、
GTウイングのような形状でのダウンフォース発生ではなく、
車体下部からエンジンルームを上方にかって、
勢いよく空気を抜くことで(=流速で)、
効果的にダウンフォースを発生させていたのだ。

あのウイングが後端方向と、
左右両翼方向に向かってひき伸ばされた形状というのは、
抜群に計算され尽くされた造形の結果なのだろう。
本当にポルシェのデザインは凄い。

ちなみに、
フロントの初期の引っかかりの希薄化と、
中高速域の車体下部のゴトゴトは、
ウイングを除去したことで、
車体下部の整流効果が下がり、
効果的に車体下部の空気を、
後方に流すことが出来なくなったからのようだ。
(ただの市販車なのにこんなに変化が…)

正直なところ、
いわゆる大型サーキットに於ける、
200キロ以上のレンジじゃないと、
体感出来るワケないでしょ?
とタカをくくっていたが…

結果的には、
十分峠〜高速道路のレベルで、
圧倒的なダウンフォース不足を、
瞬時に体感出来てしまったのだ。
(つまり、想像以上にエアロに助けられ頼っていたと…)


エアロに頼った走りが悪いとは全く思わないが、
このウイングレスの、
若干バランスが崩れた状態を好機と捉え、
今一度クルマの挙動含め、
コントロールすることを楽しもうと思っている。

まずは、
前後の減衰を2レベル程速く動くようにアレンジして、
より積極的に「脚で走る」方向に仕立てて挙動改善を狙う。