ヘビーレインの中走る

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小雨や降ったり止んだり程度は経験済みだったが、
ワイパーも効かずに、
コース上に川が出来た状態、
ヘビーレイン状態でサーキットを走るのは初。

実は71Rを履いてからは、
初のサーキットだったので、
ドライで真骨頂を見たかったのだが、
今回はそうもいかなかった。

一方で、
この悪条件の元で見えたことはある意味で、
よっぽど71Rの真骨頂だったのかもしれない。


まずブレーキングは、
通常の2割では少なく、
明らかに3割程は制動が伸びる印象。
これはまぁウェットなら普通だろう。

ドライより丁寧に荷重を前に残しながら、
ハンドルを切り込みタイヤを捩ると、
ドライならタイヤがすぐに反応してくるが、
こう濡れていると一拍二拍リアクションが遅くなる。
(というか、入力切り替えが優しいような感じも)

タイヤに熱もなかなか入らず、
空気圧もドライのように跳ね上がりもない。
(これはタイヤが減らずに帰れそう…)

徐々にペースを上げて、
いつもより早めに、
かつ丁寧にブレーキングして進入に備える。

ここからが驚き。

ドライより、
引っかかりタイミングは遅目、
いやイメージとしては明らかに奥目なんだが、
ウェットでもきっちりとグリップが発動!

一度発動してしまえば、
もはやドライのそれに近しそうな雰囲気のある、
結構シュアなインフォメーションが、
はっきりと断続的に続く…
(これって、ドライだったら、どんな感じになってしまうのか!)

噂の71Rの全貌は見れずだったが、
ウェットの姿から、
ドライの姿を次に見ることができるのは、
非常に興味深い。
(要するに、ウェットであんなグリップだったらドライは…)


コース上のライン取りも、
これまた妙がいっぱいあって面白い。

いわゆるレコードラインは、
レコード状に削られていて川になっているので、
そこの両サイドに外しながら走ると、
結構うまく走れたりする。
(レコードラインは基本イン側なので水も溜まりやすい)

両サイドはレコードラインではない故に、
アスファルトがそこまで削られてなく、
タイヤがうまいこと引っかかって、
実は抜群のグリップを発動させることも出来るらしい。
(さすがに、その違いは、全く分からずで…)


1つ不思議だった感覚は、
前走者の激しい水煙や、
視界がなくなる位の雨だったにも関わらず、
タイヤを通してロードコンディションを把握出来ると、
そこまでの不安感を感じずに終始走れたということ。

何て言えばいいか…

視覚的にはかなり荒れている状態にも関わらず、
体感的にはタイヤを通じてくる路面情報を元に、
結構冷静でいることが出来たという、
街中では考えられない状態が何度かあった。