レリーズフォーク事件解決!

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みよ!
レリーズフォークマウント復活。
写真向かって左側のマウント部分。

溶接屋で肉盛りしてくっ付けて、
内燃機関屋でボーリング加工して抜き切って完成。
(肉盛りの際は中に輪っかを入れて穴自体も強化済み)

ちなみに内燃機関屋で、
ミッションケース自体を正確に計測してもらった際、
ケース自体に歪み等はなしと確認することも出来た。


今回の件、
どこまでいっても憶測の域を脱しないが、
遡ること数年前のあの事故が遠因と推測。


あの事故の際に、
ミッション自体は載せ替えているが、
RSクラッチを装着していたこともあり、
RS用のレリーズベアリングと、
RS用のレリーズベアリングガイドチューブは、
見た目上問題なかったので再利用した。

どうやら、
この再利用パーツが事故の影響で何らか変化していた可能性が高い。


よくよく見ると、
写真中央のシャフトの根元部分、
レリーズベアリングガイドチューブの、
先端1センチ程が銀色に変わっているのが分かるだろうか?
(このガイドチューブは根元から先端まで本来同色…)


実はこの銀色の部分、
レリーズベアリングが干渉して、
削れて痩せ細ってしまっていたのだ…


一連の流れはこうだ。

レリーズベアリングにガタが発生、
その流れを受けて、
レリーズベアリングチューブが削られ痩せ細る。

確かに言われてみれば
このトラブルの1ヶ月程前から、
4000回転以降の高回転時、
エンジン後方から「ブぅーン」という羽音のようなサウンド、
回転モーメントを持った感じの音が鳴り響いていた…

そう、
この音はどうやらベアリングとチューブの間に出来た、
微妙な空間にブレが生じて鳴った音だった模様。

この音かなり気にはなっていたが、
フィーリング的に壊れる様子も感じなかったので、
気にせずそのまま乗ってたら結局こうなった次第。
(微妙な変化、はすぐにトラブルシューティングすべきだった…)


結果的に、
このベアリングとチューブの損傷から、
レリーズフォークに負荷がかかり続け、
レリーズフォークマウントの片方を破損する、
ということになった。

ちなみに、
このフォークマウント部分の破損は、
クラッチペダルが、
戻ってくる途中でカックンと引っ掛かっていたのも、
これが原因だったと思われる。
(微妙な変化、ここにも確かに表れていた…)


結果的には、
2つのいつもとは違う音や動きは、
何らかの予兆を示すサインだったが、
ドライバーとしてそれをまぁいいやと見過ごしていたのは、
空冷ポルシェパイロットとしては、
悔いが残る部分が少なからずある…
(もし少しでもいつもと違うな?と思ったらすぐに相談)


なにはともあれ、復活である!