RX7を超えられるか

00-top.jpg

マツダのコンセプトカーはいつも突飛なスタイルだ。

直近だとRX8の時にも感じたが、
コンセプトカーは随分奇抜なカタチをしているが、
マツダはプロダクトカーレベルになると、
随分とデザインが変わってくるというか、
ほぼ別物なるというのが印象的。

なので今回の新型RXのコンセプトカーも随分と、
かつあえてエッジの効いたスタイル出来たモノと受け止めている。

今回はマツダのコンセプトカーRX-VISIONの話。


実際ロータリーエンジンが再び、
市販レベルで環境規制を超えてデビュー出来るかどうかは定かではないが、
何はともあれロータリーの歴史が再び動き出すのは素晴らしい。
レシプロエンジンとは明らかに異なる回転動力の美。
マツダ礼賛である。

気になるのはやはり、
見た目にも大胆なロングノーズ部分。
もはやBMW Z4というよりは、
どちらかというとAMG GTやSLSを彷彿とさせるスタイル。
一体なにをそこに格納すると言うのか…

比較的コンパクトなロータリーエンジンを搭載するには、
あまり大きぎるエンジンルーム…
もしや2ローターではなく、
小径化して3ローターや4ローターなのだろうか、
憶測の域を脱しないが2ローターではないと個人的には推測。

運動性能を売りにしているロータリーとしては、
重量配分にももちろん気を使ってくるはずなので、
どちらにせよかなりのフロントミッドシップレイアウトをひいてくるであろう。
繰り返すがこれはコンセプトカーであり、
マツダはそこまで地に足付かずのメーカーではない。
マツダは必ず現実的なプロダクトの姿を見せてくれるはずだ。

90年代後半の日本のスポーツカー勢力はこうだ。
ニッサン→スカイラインGTR、フェアレディZ、シルビア
トヨタ→スープラ、セリカ、MR2
マツダ→RX7ロードスター
三菱→ランエボ
スバル→インプレッサ
ホンダ→NSX、シビック、インテグラ

2000年位を境に排ガス規制問題等を受け、
随分と駆逐されたスポーツカー達だが、
近年は復調傾向にあるように感じる。
非常に喜ばしい。
こう見ると三菱が少々元気がないかなと思えるところ。

ホンダの新型NSXはどうやら引き続き殿上人向けのプロダクトになるようので、
この新型RXモデルは是非引き続きより多くの人にスポーツ走行を味わってもらえるような、
現実的な価格設定とデザインを切に願いたいところ。

希望だけを言えばにざっとこんなところだろうか、
価格は400万~、
車重は1350キロ~、
馬力は300馬力~、
このゾーンにハマってくれば、
86/BRZからのステップアップ層を取り込めるはず。

一番のポイントは、
既存のRX-7やRX-8ユーザーを振り向かせることが出来るかどうか。
実際はもう少し大きいサイズ感で出てきそうだ。

歴史的にみてもとりわけRX-7のあの流麗なスタイリングの評価は高く、
外装に目が行きがちだが内装の作りもRX-7は今日的にも十分に前衛的である。
テールランプに一部RX-7の意匠を感じるトコロに希望が持てる。

残念ながら先代超えを果たせなかったRX8の、
何がいけなかったのかをマツダはここ何年かよく考えてきたはずである、
実際このコンセプトカーを見る限りでもその苦い経験は、
十分に活かされているように感じられる。

そういった意味でも偉大過ぎるRX7の存在、
先代超えを果たせなったRX8の存在が、
このRX-VISIONの開発には活かされるに違いない。

頑張れマツダ。