燃圧5.0bar仕様に

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通常のモデルに搭載されているのは、
3.8bar仕様の燃圧レギュレーター
写真だと向かって左。

ボッシュ製で、
アウディの一部モデルにも使用され
993以降のポルシェでも、
結構長い間かつ幅広いモデルで使用されており、
いわゆる標準的な燃圧レギュレーター
この手の古典的なパーツはそうそう形が変わらない様子。
(PN:99311019900)


そしてこの3.8barの燃圧を、
凡そ1.3倍引き上げた5.0bar仕様、
いわゆるハイプレッシャーレギュレーターがある。
写真だと向かって右。
(PN:99311019980)

どうやら993世代だと、
GT2レーシングなどの上位モデル、
こっそりスペシャルチューン用として採用され、
大きなタービンを回すクルマ向けの仕様となっている。

これを、
NAの青銀ポルに、
ぶち込んでしまおうじゃないか、
というのが今回のチューンだ。

ちなみにこれ、
一昔前は基本のキのようなチューンで、
大定番だったらしい。

空冷ポルシェの純正モトロニックで、
純正通りの燃料供給方式であれば、
この燃圧を高めてやることでパワーが増す、
という次第だ。
燃圧を高めて霧化を効率的にするという手法)


装着は、
ヒーターブロア一式を取り去った下、
左奥に燃圧レギュレーターがあり、
それをぽっこり入れ替えて、
元に戻すといった作業で、
ともすれば交換したかどうか見ないと分からないような類。

燃料系パーツということで、
レギュレーターを取り去ると、
間髪入れずガソリンのツンとした臭気があたりに漂い、
ちょっと危険なチューンを施している気になってくる。
チューンド感が一気高まる…

装着後、
燃料周りということで、
乗り出しすぐには効果は体感出来ず、
コンピュータの学習が追い付いてくると、
突如としてパワー感が増してくる。

レスポンスが良くなる系のものではなく、
ニュアンスとしては、
薄〜いロムチューンを施したような、
もしくはアーシング系のチューンを施したような、
鼻の通りが良くなって、
息が深くなる系のチューニング効果。

峠などの中低速セクションでは分からず、
「アクセル開度100%×高回転域」の、
超ハイスピードセクションになると如実に速い。

馬力にしてどの程度違うのか、
というのはさすが良く分からないが、
後半のスピードの伸びが明らかに違うので、
NAではかなり効果があるチューンと言える。