モデル毎に異なるブレーキ装置

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ポルシェって奥が深い。

同じ993モデルの中でも、
グレード毎にブレーキ装置がやや異なる。

ここでいうブレーキ装置とは、
目に見えるキャリパーローターではなく、
いわゆる倍力装置の部分の話だ。


C2系はいわゆるサーボ装置で、
一般的な自動車に用いられる仕組みで、
簡易的かつ原始的な機構のため、
多少の故障があっても制動は可能だが、
エンジンの吸気圧などにより制動は微妙に影響を受ける。

一方で、
C2系以外のいわゆる上位モデルには、
ブレーキブースターポンプなる装置が奢られている。
こちらは高油圧を利用した倍力機構となっていて、
サーボのようにエンジンの状態に左右されない、
安定したブレーキングを可能にしている。
しかしながら装置の構造がやや複雑であり、
ブレーキフルードの管理などはサーボよりナーバス。

それにしても、
ポルシェのクルマ作り、
RSなどのスペチアーレだけに限った話ではなく、
通常展開のモデルに至っても、
パーツ選定や装置の選定に、
都度都度その思想や背景を感じさせてくれる…

一つ一つ理解をしていくと、
ポルシェのモノ造りがもっと好きになっていく。

そうやって知っていくことに、
ポルシェの本当の楽しさがあると思う。