青銀ポル緊急着陸を試みる

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(写真を見るとネタバレだが…)


いつものヤマに向かって快調に高速を走行。

高速を降りる長い最後のトンネルで、
1つシフトダウンして、
高音の排気音を浴びながら酔いしれる、
空冷ポルシェでもこんな高音が鳴るのだと…
「気持ちいいぃ…」

高負荷域でもう一度アクセルを煽ると…
「気持ちいぃぃぃ…っあっ!?」

「!!!」

しらーっとした空気感と共に、
インジケーターに「!」マークが点灯。

「なっ?」

速度は100キロ台中盤で、
幸運にも前方に車両はいない。

軽くアクセルを当てると、
車はまだ加速する、
動力系はまだ動く!


だが間髪入れずに、
ABSとバッテリーインジケーターが共に点灯、
この瞬間に合点…

こいつは…
オルタネーターベルト切れ…」
こうなると残り時間との勝負だ。
ベルトが切れる音は轟音でかき消されたようだ)

こうなると急遽、
墜落しそうな飛行機を、
無事着陸させるようなミッションとなる。
高速道路上に立ち往生するワケにはいかない。
「メーデーメーデー」と独り言を言ってみる。

オルタベルトが切れると、
発電が出来なくなるので、
現状の電力蓄積の範囲で着陸させる必要がある。

幸いにも高速の降り口までは、
あと1キロを切っている、
前走車もいないので惰性で出口を目指す。

そう、
空冷パイロットには、
知識も経験もウデも必要なのだ。

直ちにライトを消灯、
爆音のオーディオも消して、
電力使用を最小限に。

ハザードを出す必要もなく、
5速でダラダラとで出口まで無事辿り着いた!
とりあえず後は出口を下るだけ、
なるべく惰性で行くべくトライ。

さっきから車内の空気が何となくしらーっとしてたのは、
ベルトが切れた瞬間に、
エアコンが自動的に消えていたからだった(笑)
ABSも電力使用量が大きいので真っ先に点灯となった)


実はちょっとした電圧計が付いており、
通常は13.8近辺を指しているが、
ベルトが切れてから、
電圧が下がっていく様子が刻々と見えていたのだ
12、11、10…
(正直この電圧計は残量を認識するのに随分と心強い計器だった)

色々考えると?
窓は空いてた方がいいのか?
閉まっていた方がいいのか?
数瞬悩んだが閉まっていた方がいい、
という判断で全閉に。
(あとでこの判断は正しかったと思った)

高速を何とか降りて、
すぐ手前のコンビニに着陸を試みる、
あと少し、
この歩道を渡らせてくれ…

一旦停止して、
1速に入れて再度アクセルをゆっくり踏むと、
しっかりアクセルが反応する、
何とか最後まで行けそうだ。

いつものコンビニに入り込み、
一番奥のスペースに止めることに無事成功、
すぐにエンジンを切り、
エンジンルームを見に行く。

やはり…
3本のうち生命線ともいうべき、
オルタネーターベルト切れ、
各所結構マメにメンテナンスしているつもりだったが、
ブチ切れてしまった。

とりあえず着陸には成功した、
という所まで。