南国で走る空冷ポルシェ

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常夏のハワイでも空冷ポルシェが走っている。

水冷ポルシェはちらほら見掛けるが、
その大半は型遅れのカイエンとボクスター、
911も見かけるがその中でも極めて数は少ない。
オープン主義のためかケイマンは基本的に見当たらない。

なんと30年位前の930タルガだ。
こんな島国に空冷ポルシェをわざわざ持ち込んで、
さらにそれをメンテナンス出来る環境があるとは。

そこで気になるのは気温。
どう考えても空冷ポルシェにはタフな気候、
常夏の島国で一体どのような管理環境なのか。

もちろんサーキットや数分全開にする場所がなければ、
そこまで油温が追い込まれることはないが、
常時25~30度の中での信号待ちや渋滞は相当タフに違いない。

少なくとも日本で使用するオイルよりは、
粘度が固めのオイルを使用して、
その外部環境に適応していると推測される。
もちろんタイヤの空気圧も違うだろう。

いやいや、
よくよく考えれば、
ポルシェの現行新型デビュー前の世界中の試験走行は、
地球上のあらゆる地域での走行を実施して、
その様々な環境に耐えられるかどうかをテストしている。
その走行距離は何十万キロにも及ぶという。

アウトバーンを矢のように疾走して、
砂漠地帯の砂が舞う中をひた走り、
外気温がマイナスの雪上を滑り走っている様子を思い出せば、
南国で空冷ポルシェが走っているのも、
そんなに驚くようなことではないのだろうか。
マメ過ぎる日本人の杞憂か。

世界中で走りまわるのがポルシェで、
走ってナンボがポルシェ。
改めて空冷ポルシェを走り倒したいと思った次第。
夏場に乗らないなんてヤワな話なのか。

ただ僻地かつマイノリティーでの空冷ポルシェ生活は、
整備とかメンテなどが絶対的に手薄なので、
パーツなどの手配に極めて時間がかかりそうだ。
ドライバーのマインドも強くないと乗れそうにはないので、
きっと心身ともにタフなドライバーが乗っているに違いない。