蘇るRUFイエローバード

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やれば出来るじゃないか!

といった感じである。
RUF社に拍手。

世界に30台限定とはいえ、
ナンバー付のロードカーとして、
名車CTRイエローバードを、
現代風にリメイクして放ったのは、
極めてチャレンジングで「偉業」。

今回同じくジュネーブショーで、
RUFオリジナルボディのCTR3を発表し、
その源流として、
この名車CTRイエローバードも、
合わせて現代風に蘇らせたという、
温故知新に溢れた演出がニクい。
(世界的な注目はイエローバードの方に集中)

それにしても思うのは…
「空冷ポルシェの存在感と世界的人気」


ボディの形状や、
インテリアなどは、
いわゆる「空冷」であり、
部分的には、
現代風のアレンジは効いているが、
そのDNAはまさに「空冷」そのものが際立つ。

インパネは見事に、
空冷の5連メーターとなっており、
このあたりにRUFの気合いというか、
意思の強さを感じる
(液晶インパネの採用も出来ただろうに)

よくよく見れば、
外観の灯火類は、
最新のLED装備となっており、
そのアピアランスは、
いわゆる「今風」にも見えなくはない。
サイドフラッシャーは、
アウディのようなシーケンシャル点灯を採用。


何より一番驚くのは、
足回りの構造として、
プッシュロッドタイプのサス、
いわゆるインボードサスを採用し、
そのフットワークを改めた部分。
(どんな乗り味になるのか気になる)

構造的にあんなタイトなボディで、
収まるのか?と思ったが、
フロントセクションなどは、
随分苦慮した様子が見れる、
配置の具合と見受けられる。

エンジンは残念なことに、
水冷式の採用となったが、
今時のリリースとなれば、
水冷エンジンを搭載するのは、
自明の理であり、
避けられない運命でもあろう。

ただ700馬力の後輪駆動が、
どれだけ危険なのかは、
ポルシェ乗りなら身を持って分かるだろう。
峠やサーキットを気持ちよく走る!
には程遠い思想設計と言えるだろう。
(もしやPSMのような補助装置付か?)

MTオンリーかと思えば、
なんとPDKもチョイス出来るという、
何ともこれまたカユイ所に手が届いた、
今時をしっかりと捉えたイキな演出…
その場合はパドルシフト?
シフトインジケーターは空冷のTIP用を流用?


なにも700馬力もなくていいから、
350馬力で程度で十二分だから、
世界で300台とか、
リリースしてくれたら、
もう神の領域だったのに…
(それにしても9000万…)

この先、
空冷ポルシェの姿形をした、
EV車が仮に出たとしたら、
それはそれで、
また随分とニーズがあると思う。
(やはり空冷ポルシェのデザインは未来永劫か)


思い出してみれば、
去年のSCR4.2も、
感動に値するモデルだった。

来年のRUFにも今から期待してしまう。