ハイグリップタイヤに依存する空冷ポルシェ

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空冷ポルシェは、
タイヤのグリップが低下すると、
突如として精彩を欠く…

ABS以外の電子機器を持たず、
最新のクルマに負けず劣らずの、
運動性能を見せる一方で、
RR故か「タイヤへの依存度」が極めて高い。
(最近のクルマは結構ゴマカシが効く…)


ヨコハマのネオバ

使用率50%位の時に、
1つの変化をまず感じた。

グリップの立ち上がりが手前に来て、
かつフィールが手近で分かり易いかも?
という印象。

しかしながら、
このゾーンというか時間帯は意外に短く、
しばらくするとその「早目?手近?」と、
感じたニュアンスも消え去って、
「ガクン」と音を立てながら、
グリップ力が消え去っていく…

そんな印象のネオバの後半のグリップ力低下。
横方向のグリップに、
「寄っかかりながら」というイメージはなくなり、
突如として「引っかかりを失う」、
そんな感じ。


高速走行でも、
どうってことなかったコーナーが、
こうなってくると、
「引っかかり」がないせいか、
突如としてフワフワ感出てきて、
かなりの恐怖感を感じる。
(足回りの剛性感が一気に失われたような…)

この変化の具合は、
徐々に訪れるというより「一気」。

溝を指でなぞれば、
まだ4分ヤマはあろうという感じの深さだが、
後半のライフというか、
グリップの出方は、
前半の強烈さとは俄然異なってくる。
(残溝よりブロック特性なのだろうか…)

エアを低めに設定しても、
ヨレる感じが出てくるし、
高めに設定しても、
引っかかりが出てくるワケでもなく、
どうしようもない。


グリップ力がキープ出来ていた時には、
まったく気づかなかったが、
グリップ力が低下してくると、
一気に御せなくなるこの感じ…
(こうなってくるとアブない空冷はアブない)

補助装置がABSしかない空冷ポルシェが、
現代に於いて、
最新のクルマと遜色なく走れているのは、
最新のハイグリップタイヤによる恩恵、
これに改めて気付かされた。

昨今、
空冷ポルシェが、
楽しいクルマとして一世を風靡しているのは、
これらハイグリップタイヤの存在が大きい。
(昔の低グリップタイヤは危なかっただろうに…)

ケチらずに、
早目に入れ替えるべく計画中だ。