何がベストパーツか探ること

IMG_5722 (1)

ターンパイク駆け上がると久し振りに晴れた大観に会えた。
至福の時だ。

道中の小田厚はやっぱり●00キロ近くで走行すると、
不正路部分の乗り越えや、
旋回進入時に不安を覚える。
特にフロント周りがウィークポイントと見た。

ターンパイクに入ると基本的には登りなので、
そんなにフロント周りのウィークポイントは顔をのぞかせないが、
ギャップ乗り越えた際に一度ではフロントが収まりきらずギクシャクする。
やはり下りに入るとその傾向は強くなる。

そんな流れも受けて今回はエアロと脚の話。


先回TBKバンパーの話を書いたが、
実はTBKバンパーの話は早々に消滅してしまった。
残念過ぎる。

理由は2つだ。

理由1つ目。
TBKバンパーはそもそも最低地上高がものすごく低いらしい。
元々湾岸などの最高速ターゲットということもありその設計思想は理解出来る。
カマボコ型の立体駐車場に入れている場合や、
スタンドでの歩道の乗り上げなどには、
かなりの確率で路面と接触するとのこと。

理由2つ目。
フロントリフト問題は、
直巻バネに交換することによって随分と解消される見込みがあるとのこと。
現状装着している荒巻バネだと、
タイヤ⇔サスペンションを引き合わせる力が弱く、
荒巻バネ⇒直巻バネに替えることによって、
サスペンションがボディを下方向に引っ張る力が強くなり、
高速域でも風圧に負けないような維持力が期待できるとのこと。

柔らかい荒巻バネだとリフトアップするとタイヤがダラーンとするが、
固定レートの硬い直巻バネでリフトアップしてもタイヤはさほど落ちない、
この現象を想像してもらえると、
直巻きバネ装着車がいかに押さえ込む力が強いか理解し易いだろうか。
フロントの空力問題はエアロではなく脚で解決する方向。


次にその脚の話。

憧れパーツにクァンタムを掲げていたが、
実はこれもこの度消滅してしまったこと報告しておく。
何だか残念であるが納得は出来た。

端的に言ってしまえば、
クァンタムは超高性能であるが、
短いタームでのメンテナンスを求められ、
かつ日常生活の脚でも使用する場合には、
ある意味でナーバスな面が目立ってしまい、
結果的にはマイナス商品に成り得る可能性を秘めているということだ。

雨の日は乗らず、
常にキレイに保たれて、
砂利道などは決して走らずに、
頻度よくメンテナンスに出せて、
サーキットなどのようなキレイな路面のみを走る、
場合であるとその100%のポテンシャルを余すことなく発揮出来る。
簡単に言うとクァンタムはそういう思想の位置づけ。

雨の日にも気にせず乗ってしまうし、
下回りの洗車がそうマメに出来るワケもなく、
場合によっては砂利道の駐車場にも停め、
サーキットは年に数回程度で基本は首都高&峠、
となるとクァンタムが最適ではないというのが結論だ。

要するにもう少し思想設計上、
懐の深いフットワークシステムが最適という解になった。
ということで今回の答えはビルシュタインB16システム、
PSS10と言った方がまだ馴染みが深いだろうか。
もちろんビルシュタインでは最高峰モデル。

現状もビルシュタインB6装着中で代わり映えしないという不満はあるが、
ケースの材質や塗装、
オーバーホールサイクルなどを鑑みて、
次回はこのサスペンションキットを検討することになった。
ちなみにポイントのバネはアイバッハ製の直巻き。
現状はメルヴェの荒巻。


走るステージや走らせ方と走行レベルによって、
それぞれ選ぶパーツというのは異なり、
都度最適な解を見つけるというのは改めて難しいと痛感。

ちなみに極めて私見ではあるが、
結構な勢いポルシェパイロットであって、
空冷ポルシェを仮にフルノーマルで買った場合で、
標準装備に大きな劣化や損傷がない前提であれば、
下記のパーツを初期に装着することを今ならオススメしたい。

ステアリング交換、フロントの遊びが一気になくなる、センターが明確に
②フルバケット交換、空冷のレザーシートはツルツル滑る、挙動が明確に
③エンジンリジットマウント交換、最重量物がの固定化、ヨーが明確に

要するに素材はバツグンに良いので、
基本設計上でダルの部分のそぎ落としと、
経年劣化した部分をチェンジしていく作業でまずは十分である、
まずはざっと10万~15万程度で楽しく走りはじめられるということだ。
改めて空冷ポルシェは基礎体力の高いパッケージである。