W204の左に流れる伝説

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街中ではほとんど気にならないが、
高速などハイスピードになると、
クルマがやや左に流れるように感じる。
その量極めて僅かに。

中古で購入した際には、
各種点検も実施しており、
車検も問題なく通過している。

タイヤ面やエアなど、
確認できることは一通りしてみたが、
解決はしなかった。

購入元の、
中古車屋に預けてみることにした。


色々調べてみると、
ベンツの中でもCクラス、
特にW204系は、
「左に流れやすい」という、
事例が多いようだ。
(ステーションはS204

これはW204自体が、
日本国内でビッグセールスになり、
かなりの台数が世の中に出たことで、
そういった反響も多いのだと思われる。
一方のこのW204が歴代の中でも、
特に後期モデルが名車であることは間違いない。

個別ディーラーにヒアリングしてみると、
W204は「その傾向が強い」、
とキッパリ言い出すではないか、
そんな「傾向」があるクルマって、
簡単に言ってしまうのか…


いやいやいやいや、
正しく調べてみれば、
ステアリング制御の方式が、
W204までは油圧式ゆえに、
路面の傾きなどの影響を受けやすく、
左に流れるという事例が多い、
という感じだったりするようでもある。

次のW205型に変わった際に、
ステアリングの制御方式が、
油圧式→電子式に変わったことに、
ほぼ解決されたという声が多い。


確かに、
右側通行、左側通行の違い、
外国タイヤメーカーの造り、
色々あるだろうが、
いまや地球上の全世界に行き渡るプロダクト、
「日本では左に流れてしまいますね」
は到底通用しない。
(本当にそうならアライメントなりで調整すべき)


結果からすると、
今回の原因は、
前の左右タイヤ比で70グラムのズレ。

以前タイヤを組み替えた際に、
ウエイトバランス未調整とは思えないが、
バラストが脱落した可能性を指摘された。

いずれの速度域に於いても、
バイブレーションなどは発生しなかったが、
70グラムの誤差があると、
クルマは緩やかにノーズが動き始める。

それを売る側や扱う側が、
気づくか?
感じるか?
気になるか?
どう思うか?
が今回のポイントである。
(中古車屋曰く通常は気付かないレベルとのこと)

もちろん法定整備レベルであれば問題なく、
気付きもしない些細なレベルだろうが、
そういう些細なことも、
感じれる…
気になる…
ような人々に自分のクルマは扱って欲しい。
(まだ実走テストをしていないので結果は分からず)


ちなみに、
W204であれば、
フロントのブッシュなどがヘタると、
舵が流れるような現象が発生したりするらしい。

ポルシェでやっているような走りを、
普通のベンツでやり続けると、
驚く速さでパーツを消耗していくそうだ。