エスティマで化け物を造る

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ロータスエキシージ「スポーツ380」
こいつはスゴそうだ…

軽量バスタブボディは、
近年稀に見るライトウェイトで1066キロ。

モデルネームにもある、
380馬力を誇る、
オキマリのトヨタ謹製エンジンを搭載。

電卓上では、
パワーウエイト2.8となり、
スーパースポーツの壁3をぶった切っている…

ロータスは、
エリーゼとエヴォーラを実際に触ったが、
いずれも想像通り極めてソリッドで、
ポルシェ好きであれば、
間違いなく所有欲を掻き立てたてる一品だ。
GT3方向のテイスト。
(デイリーユースはちょっと厳しそうな緊張感…)


今回の話は、
このエキシージが搭載している、
トヨタ製のパワーユニットがアレという話だ。

トヨタ製とは分かっていたものの、
まさかエスティマのエンジンと、
同スペックだったとは…
(あのエスティマがロータスと一緒?的な…)

2GR系ということだったから、
すっかりクラウン系のエンジンと思っていたが、
もう1つ別の2GR-FE型というからさらに驚き。

加えて、
驚くポイントが何かと言えば、
吸気と排気と制御さえ調律を施せば、
あそこまでスパイシーなテイストに、
クルマを仕上げることが出来るということ。

ロータスチューンのトヨタエンジンは、
エキゾーストもかなり図太く、
アクセルオフの「ズバッバッバッ」音も、
かなりレーシングカーを意識している、
そして実際にそれが無理なくカッコイイのも事実。
(レスポンスも悪くなかった…)

この2GR系、
レクサスやマークXやクラウンなど、
今やトヨタの屋台骨となっている、
いわゆる主力エンジンであり、
そのノウハウと信頼性は絶大ゆえに、
他メーカーにOEMもお茶の子さいさいなのか。
(少し昔の1J~2Jみたいなとこか?)


ロータスに実際乗ってみると驚くのは、
そのサイドシルの厚さなどからくる、
ボディ剛性の強さと、
足回りのアジリティ高さ。
「オレはほぼレーシングカーだぜ」
と言わんばかりの、
他の乗用車を圧倒するライドフィール。

自分も含め、
ほとんどの人は、
エンジンフィールより、
このフットワークフィールに、
シビれてロータスを所有するのだろう。

クルマの造りってのは、
エンジンが常に中心にあり、
情熱的なエンジンこそが、
ドライバーのハートを射抜くモノだと信じていたが、
そんな信条はこのロータスを一度でも運転すれば、
すぐに吹っ飛んでいってしまう。
それほどまでにロータスのクルマ造りは懐が深い。


それにしてもこのスポーツ380モデル、
価格が1400万~ということで、
随分とラグジュアリーな価格設定。
350モデルの方は1000万以下とすると、
350モデルの方が抜群にお買い得感が強い。

365日雨の日も晴れの日も、
寒い日も暑い日も、
ロータス1台で生活するとなると、
かなり武闘派なマインドもも必要になってくるだろう。
(小声だが、1台でやり切るならエヴォーラを切に希望したい)