ポルシェとベンツの違い

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ベンツに乗れば乗るほどに
ポルシェの良さが分かってくる。

超弩級に運転しやすいベンツ
この「運転しやすい」や「気持ちいい」の、
ギミックが徐々に分かってきた。


ゆったり、どっしりと構え、
緩やかだけど時折機敏な一面も見せる。
この味付けがベンツの仕上げ。

イメージとしては、
大きな振り子を、
大きく振りながら走るという感じ。

一方ポルシェは、
中くらいの振り子を、
小気味に振りながら走るという感じ。


この「大きな振り子」というのは、
車重やマス具合に起因するところが大きい。
(ポルシェは基本的にもっと軽く、マスが1点に寄っている)

この「大きく振りながら」というのは、
基本的にはキレイにロールさせながらの、
コーナーリングという処理。
(ポルシェはロールというよりはピッチ気味)


ポルシェの良さが何かって?

街中では間違いなく、
ライド感や操舵感はベンツの方が上。
具体的には、
0キロ~130キロ位まで。
とりわけ0キロ~15キロの挙動は、
マイルド過ぎて運転を忘れるレベル。
(女性に大ウケなのも納得…)

しかしながら、
130キロ以上になると、
突如として違った表情を見せ始める。

街中では「気持ちいい」と、
感じていた部分が、
ハイウェイのレンジになると、
「ダルさ」を見せ始める。
(あくまでC200ワゴンでのインプレッション)

「矢のように走る」とは、
良く言った表現で、
まさしく高速は「矢のように」走る。
(大きな振り子が大きく振れる感じ)

ただレーンチェンジなど、
激しく左右に揺さぶる走りをすると、
そこそこの重さの車重(=大きな振り子)、
気持ちいい方向の足回り(=大きく振る)、
は精彩を欠いてしまう。
(適正にヨーが残っているイメージではあるが)


そう、
「まっすぐ」を「ただカッ飛ぶ」だけなら。
ベンツは間違いなく、
最強のライドフィールを演出してくれるが、
レーンチェンジや、
コーナリングなどの操舵を伴う挙動になると、
20年前の993の足元にも到底及ばない…

ベンツとポルシェ、
対局にある2台をドライブすることで、
両車の良き所が、
より一層見えてきた。