空冷市場動向

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ピーク時よりは、
値段が落ち着いてきたように見える。

一方で、
コンディション良好な個体や、
MTなどの個体は歴然と少なくなっている。


このタイミングで、
走行3万キロ未満などもチラホラ見かけるが、
直近が動態保存でなければ極めて危険だろう。

特に、
燃料周りのケアを怠っている場合は、
燃料系一式が腐食して、
デリバリーが詰まってしまう、
なんていうケースが多い。

日常で乗るがベストだが、
大事に大事に保存されている車輌の場合、
気密性の高い車庫などで保管されていると、
タンクに結露を誘発したりもする。

コンクリート密室保存の車輌は、
燃料系がおかしくなったり、
長期間のボディーカバー保存は、
塗装がおかしくなったりしている事例が多い…


直近の実地調査だと、
993の価格動向はザッとこんな感じだ。

RS   3500万 ※非CS
ターボ 1500万
4S   1200万
C2    800万

写真のRSは上記のような値付けだった。
CSより若干だけ安いが、
さすがに買ってサーキットに持ち込む、
という領域にはもはやいない…
C2の4倍以上とはすごい)

ディーラーではもっと高いようだが、
一般的な中古車市場はこんなもんだろう。
ターボが若干安い?
ように感じるのはもはや気のせいの領域…

ただ1つ言えるのは、
「楽しめる価格帯」をズルズルと踏み越えていき、
「(笑)」では済まされない領域に、
「逝ってしまった」というのは事実だろう。

「今から新たに」、
そこそこ高い値段で買って、
さらに、
そこそこ整備に金がかかる空冷ポルシェは、
中古車市場ではやや「見放され感」が、
去年より出てきている風潮も感じる。
(新規ユーザーには「笑って楽しめる」を超えた…)


水冷ポルシェの、
986996の価格がこなれて、
俄然サーキット系の遊び車になれば、
徐々に注目はそっちへ移っていくだろう。
(まだまだ火は付いたばかり…)

多分、
987ケイマンが、
あと50万~安くなる1年後あたりから、
空冷の注目度は次第に下がり、
「手軽な初期ケイマンでサーキット」
なんていう遊び方がポルシェ遊びの主流になるだろう。


ゆっくりと、
空冷ポルシェ達は、
スペチアーレ化の道を歩み始めている…


ちなみに、
半年前はこんな感じだった。