PDEに参加してきた!

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ポルシェドライビングスポーツエクスペリエンスの、
ウォームアップクラスに参加してきた。
(以下PDEと略)

長くなるが、
1本にまとめてみる!


場所は、
大磯プリンスホテルの海側の駐車場、
西湘バイパス沿いのアソコと言えば、
想像しやすいだろうか。

少し別の言い方をすれば、
プリンス内の大磯ロングビーチが、
夏の営業が終わってクローズドして空いた、
広大な駐車場を使ったプログラムという感じ。


このPDE、
Warm-Upが入門編の位置付けで、
Precision、
G-Force、
Performance、
と段階的にプログラムが設けられている。

いずれも非常に人気のようで、
申し込んでお金を積めば行ける、
というモノではなく基本的に抽選となっており、
なかなか当選しないのが実情。
(東京マラソンよりは当たると思うが…)


当日はヘビーウェットだったが、
通常通りプログラムは進行。
開会のオープニングは、
本国のPDE映像を流し、
本プログラムが40年目を迎えた、
PDEの日本版であるという説明から。

この日のインストイラクターは3名。

数々の自動車雑誌に登場、
ご存じ御大 清水和夫選手(先生!)。

GTでポルシェ乗りのイメージだったが、
最近はR8で活躍中の藤井誠暢選手。

13-14年のカレラカップジャパンで、
連続タイトルを獲得した小河諒選手。



プログラムは半日をかけて(正味3時間)、
・定常円旋回
・スラローム
・急制動・緊急回避
3つのプログラムを、
3人のインストラクターで回していく。

多くの人が気になる参加数は25台前後で、
中にはカイエンなどもいて、
午前中はパナメーラなども参加していたらしい。
車種は問われない。
ちなみに空冷は孤軍1台(笑)

参加した回は、
ケイマン/ボクスターが、
参加台数の大半を占め、
型は981以上が多勢となっていた。
随分と新し目だ。

さすがに抽選なだけあり、
物理的に仲間同士での参加とはいかず、
ワイワイとした感じでもなく、
各個人がモクモクと参加する雰囲気。
ナンバーを見るに、
地方や遠方からの参加者が多かった印象。



実際のプログラムは、
各車輌に無線を搭載して、
インストラクターの指示や、
アドバイスを聞きながら、
各参加者が取り組む一般的なスタイル。
(雨だったので猶更このスタイルで良かった…)

特筆すべきは、
無線の感度や音量などにも、
気を配って事前に調整・設定されており、
この辺りの気配りと経験値は、
はさすがディーラー直系という印象を受けた。
(無線が聞きづらいとホントに意味がない…)


ちなみに空冷ポルシェ目線で、
各プログラムの所感をまとめる。

まずもって全編ヘビーウェットだったので、
ABS以外何も補助制御がない空冷993、
「すべては自分で支配・コントロール」
が大前提(笑)



スラローム。

左右にきっちり荷重をかけつつも、
丁寧に大きくなりすぎないように、
7-8割でコントロール。

最新型のMR勢は、
ドライばりにブンブン左右に振っていたが、
うまい具合に制御が効いてた様子。
(最新型は素晴らしいなぁ…)



定常円。

タックインやブレーキング進入で、
きっかけを作るものの、
持続させるのが難しく、
最後の最後で少しだけ回れた感じ。

ヘビーウェットでも、
しばらく回ってると、
ネオバが発熱を開始して、
強烈にグリップし始めてしまい、
低馬力+ハイグリップだと、
なかなか難しかった。

ケイマン勢はMRという特性上、
振り出すとアングルそのままに、
維持するが難しそうだった。
難しいというよりピーキーそうに見えた。



最後は急制動・緊急回避。

フルブーレキングして、
止まりきれない想定で、
最後の最後ハンドルを右に切って避けて止まる、
という少々難解な設定。
(しかもヘビーウェット…)

どうやら?
最新のクルマ向けプログラムのようで?

997後期以降からは、
フルブレーキしながら、
ハンドルを切っても、
クルマはしっかり向きをかえて、
挙動を乱さずに止まれるらしい。
(ホントに最新型は素晴らしいなぁ…)

これはABSの制御に、
コンピューターが介入して成せるワザで、
もちろん空冷993にはそんな制御はなく、
その制御は「人間」が行うことになる(笑)

なので我が青銀ポルは
フルブレーキ100から、
一旦70-80で抜いて、
再び100で止まる、
この70-80の部分で舵を切って避ける、
というドライビングを求められた。
(最新型はブレーキは踏みっぱで舵を切るだけ…)

これがなかなか難しく、
ありえないシチュエーション設定なので、
前半かなり苦戦したが、
ブレーキの踏み具合の調整の、
大事さと難しさを改めて痛感した次第。
(素人なので3段階くらいしかない踏力設定…)


終始土砂降りのヘビーウェットだったが、
安全確保をしっかり取ったプログラムと、
各インストラクターの絶妙な、
「各車無理せず自分の走りで!」
のフォローで各車はみ出すこともなく、
無事に終了!
(この辺りの気持ちのコントロールはさすが)


ちなみに、
サーキットでもなかったので?
メットも要らず、
半袖とグローブレスで走行出来たのは、
非常にお手軽で参加しやすかった。
(一応規定には諸々書いてあったが…)



最後に、
メーカーオフィシャルのスクールなだけに、
ホスピタリティは素晴らしく、
大磯プリンスのランチ付、
飲み物も飲み放題、
最後にモービルのオイルのノベルティ付、
などなど、
一般的なこの手のスクールでは、
ちょっと考えられないシツラエとなっていた。

一番驚いたのは、
土砂降りの中、
ビニール傘を沢山用意して、
ドライバーの乗り降りの際に、
貸し出しをしていたこと。

最後には修了式があり、
額縁に入った本クラスの終了証が、
名前入りで贈呈されるという演出付き。


分かったことは、
このウォームアップクラスのターゲット層は、
ポルシェ最近買ったけど、
まだちゃんと動かしたことなくて…
どんな感じだろうか?
みたいな層向けだと実感。

がっつり意味はあったけど、
空冷ポルシェに乗ってる人ならば、
基本的にはウォームアップはスルーで、
Precisionや
G-Forceからの参加でいいのではないか?


清水和夫先生から光栄なことに、
空冷ポルシェに暖かい目線と言葉を頂き、
これからも空冷文化を継承していくことを、
改めて大事にしていきたいと思った。