億千万の911R

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新車価格2600万が、
評価額1億4000万という話。

「すげー」の一言。


確かに、
世界限定991台は少ないと言えど、
新車価格の7倍とは…

GT3RSエンジンに、
マニュアルミッションをくっ付け、
削ぐ剥ぐを追い込んだ超軽量仕様、
そして名前に「」を冠したモデル。

裏を返すと、
偶然MT設定が存在しなかった、
991前期GT3RSを、
少しばかり高級に仕立てた、
マニュアル版という仕様。

少しだけ、
ほんの少しだけ、
冷静に考えれば、
991前期GT3RSベースに、
昨今のポルシェが得意とする、
コンポーネンツ共有ノウハウを、
最大限に駆使して作り上げられた、
いわゆる派生モデルの域を超えないとも言える911

991後期型のGT3RSで、
PDKのみならず
マニュアルが出てきたら、
ほとんどソレと同じ、
といわんばかりの仕様。
(ちょっとした991後期GT3RSの先行verのような)


生産台数の蛇口を締めれば締める程、
市販車はスペチアーレ化して、
その評価額は上がり、
それを売却する所有者は、
また次のスペチアーレを手に…


それでも911の歴史に於いて、
「R」モデルの意味合いはきっと尊いのだろう。
もし獰猛に走っている姿を見かけたら、
公道だろうとサーキットだろうと、
もはやひれ伏すしかない。

首都圏でも2~3台の配車となると、
到底全国でも10台には満たないのだろう、
ハイパースペチアーレ領域。
(GT4のように中古車サイトに有象無象とは出ないはず)

1つだけ。
この「くま取り」のような歌舞伎ルックが、
あまりイケてないと思うのは、
これまた少数派だろうか?