これが噂のエアコン修理だ

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エアコンが1年半ぶりに復活!

写真は交換したパーツ、
エバポレーターの新旧比較。
変わらずドイツ純正のベーハー製。

上段の取り外したエバポの、
右端カシメ部分の下の方で、
若干青みがかっている部分が、
冷媒が漏れていたポイント。


少しだけ、
空冷ポルシェのエアコン事情を…

964993エアコンは、
正しく直せば確実に蘇るが
930まではエアコン配管が、
ゴム製だったりもするので、
その管理や維持は異次元…

さらに、
外気から取り込んだ空気に、
フィルターを設けたのは993から。
それ以前964までのエアコンは、
外気を「まんま」取り込んでいる。

なので取り外したエバポは写真の通り、
想像していた以上にキレイ。
964までは全面ヘドロだらけなことも…

空冷ポルシェは古いタイプになるほど、
エアコンの難易度が高くなっている。



エアコンシステムは凡そ、
コンプレッサー
コンデンサー、
エキスパンションバルブ、
エバポレーター
で構成されている。

ちなみにこの順番は、
冷媒の流れの順でもある。


御存じ、
空冷ポルシェは、
最後端にエンジンを搭載している都合、
コンプレッサーが後部にあり、
エアコンシステムが前部にあるため、
そのシステム配管が、
クルマをぐるっと囲んでいる。
これはRRディメンションの宿命。


冷媒の流れはこうだ…

後部のコンプレッサーで、
冷媒を高圧圧縮して前方のコンデンサーへ。

コンデンサーでさらに、
冷媒を冷やしてエキスパンションバルブへ。
通称エキパン

エキパンで、
冷媒は噴霧され気化を開始して、
低圧になりエバポレーターへ。
通称エボパ。

エバポでは、
気化した冷媒が一気に冷えはじめ、
ここでクーラーの冷たい空気を発生。
冷気はブロアファン経由で、
車内へ取り込まれる。

エバボを出て、
気化を終えた低圧の冷媒は、
最後部のコンプレッサーに戻り、
再び高圧圧縮され循環していく…



このエアコン周りの修理、
社外品なども一部あるようだが、
基本的には純正パーツを取り寄せての、
交換が未だに最善となっている。