ボクスターの魅力

久し振りに喉から手が出る欲しいモデルがリリースされた。981ボクスタースパイダー。振り回して乗るポルシェパイロット達にはたまらないパッケージングだろう。そもそもこのスパイダーの驚きは、限定車的な発売ではないということ、実際オーダーをすればカスタマーは確実に手に入れられるという。随分ケイマンGT4とは仕切が違うというか、一つ水をあけられたような感じがするが、ストリートで乗ってしまえばそんなこと大した...

ロードスターにみる986ボクスター

もはや現行型ではなくなってしまった、1つ前のロードスターに乗る機会があった。街中ではあるものの夜中のほぼクローズドコースだったので、多少振り回してみた感想を書いてみる。とにかく軽い、とにかくリアがすぐにブレイク、とにかく小さく狭い。これらが全て良い方向に作用していて、クルマの全容を把握しやすく、コントロールが容易であり、いわゆる1トン程度の物体を、人間という生物が支配下に置くには、やはり最適なパッ...

世界のVWブランドとは

VWディーゼル排ガス不正発覚。世界を極めたVWらしく、大衆を極めたVWらしくない今回の一件。争点は「ブランドとは一体何か」である。どこの会社もビジネスをするのは当たり前で、より多くの利益追求をするのは至極まっとうなことであるが、多くの会社はその利益追求の醜い姿を、ブランドというテイの良い言葉で内包し隠している。ちなみにポルシェはニュル北コースのラップタイムを、ブランドの1つとして揚々と掲げている。...

RSクラッチの正体とは

世に言う「RSクラッチ」がどんなものであるか暴こうではないか。中古で3万キロで買った青銀ポルも4万キロ位から、ややクラッチの滑りというかロック率がさすがに低下。新車時から交換していないので20年も同じクラッチということだ。ポルシェの工業製品の質の高さには改めて感動する。(ロケットスタートとかで遊んでいたのも良くなかったらしい、特にRRでは御法度らしく…)そもそもポルシェに乗る前に、「ポルシェのクラ...

VWシロッコR

日本での新車セールスを終了したVWシロッコ。実はセカンドカーとして虎視眈々と狙っている。今はセカンドカーにVWポロを構えているが、さすがにイザとなるとその動力性能はいささか頼りない。3~4人乗車することがメインではないとして、ゴルフバックを複数搭載出来て、海外旅行用のトロリーを2個搭載出来て、スノーボードを運搬出来て、ある程度カッコよくて、走る時にはそれなりに走る、そしていわゆる所有バリューがある...

993VS993

日曜は恒例箱根へ。天気を心配して行ったが、幸運にも大観登りきったところで雨に。伊豆スカイラインまで足を延ばさず終了。アルファやアウディのオフ会があって、エキシージが椿を楽しそうに走ってる様子は、いつも通りの箱根といった感じか。行きの小田厚を低速巡航していると、ミラーに明るいキセノンが写りこむ、猛烈な勢いで近づいてくる…さっきかわした白の991GT3か?と思っていると、その閃光はなんと白の993C2...

993の調律

水冷987からの乗り換えで、空冷993に乗り始めた第一印象は、「全体的に情報量が乏しい」。情報量が乏しいとは、全体的にクルマの動きが把握し辛く不安、というニュアンスの方が正しいかもしれない。ステアリングは重く遊びがあり、ペダル位置も悪くヒール&トゥはし辛く、シートは旋回Gが高くなるとズレだす。エンジンがズンズンと逞しく回る印象とは裏腹に、ドライバーとクルマが接するポイントの緩さと不満を感じた。よく...

奇跡のインテリア

空冷ポルシェがいつまでも愛される理由の一つ。何年経ってもインテリアに旧世代感を感じさせないこと。理由はノンデジタル。これは決定的にクルマの年齢を老けて見せない。いわゆる「彼は昔から老け顔だったよね」みたいな状態だ。エアコンの温度表示などは、よくオレンジ色に表示させるクルマが多かったが、経年劣化するとその液晶がつぶれたりして暗くなり、最後はそこがブラックアウトしてしまったりする。空冷ポルシェにはそう...

ポルシェならディープリム

空冷ポルシェに乗ったら、どうしてもディープリムのホイールが履きたかった。もちろん他の人が履いていないような別注カラーで。あのフレアしたリアフェンダーにディープリムを飲み込ませる。名門ワークに即オーダー。スタンドでサービスエリアでも、かなり注目されるこのホイール。モデルはご存じ「WORK MEISTER S1 3P」、その中でもディープリム仕様、文字通り3ピース構造のホイールなので非鍛造。ワークがポル...

名器ボルケーノ

フルチタンエキゾースト。凄過ぎる。レスポンスが凄い、サウンドが凄い、ウエイトが凄い、(価格も?凄い…・)絶対に一度はトライすべき究極パーツ、エキマニから全部チタン製。割れやすいと言われるエキマニをチタンで作るクオリティ。実はこのフルシステムは、2パターンの仕様が選べて、①サイレンサーあり仕様、②サイレンサーなしエキマニ直管仕様で、ストリートでの使用が前提なので①の状態に。②の状態で一度サウンドを聞いた...

Sモデルを語る資格

「ポルシェはやっぱSじゃなきゃ速くないよ~うふふふ」嫌ですね、ポルシェ乗ったことない人々のポルシェ談義。ポルシェが作る、素のモデルは恐ろしくそのままの状態で速く高性能であり、殆どの人にとってはSモデルの必要性がないくらい。ポルシェがデリバリーしているライン、911、ボクスター、ケイマンに於いては、素のモデルとSモデルの差というのは、ストリートで違いを体感するのは正直難しい。全体的にSの方が重厚感が...

腐ってもGTR速し

先日日産GTRと走る機会があったので、一緒に走った感想を書いてみる。とにかく速い、どんな状況であっても、前へ前へ進むチカラが絶えない。ドライバーに聞いてみると、乗ってる方もそんなに苦労せず、ステアリングを切って、アクセルを踏んでいくだけでぐいぐいいくとのこと。明らかにR34までの、ドライバーとクルマの会話がなく、ないながらにしてクルマは確実に速く前へ進んでいる。驚く。不正路面を●00キロ近くで走破...

水×熱という最悪図式の始まり

この991後期から、後世への911残存率は間違いなく低くなる。断言する。なにせ今回を機に、一部ホットモデルを除き完全ターボ化。911もボクスターもケイマンも…。クルマが壊れる時は、たいがい熱と水。どんなにポルシェが優れた工業製品を作ったとしても、根本的な問題は避けられない。まずポルシェは環境問題と燃費問題に対応するため、993世代までの空冷方式と訣別をして、996世代から水冷方式を導入。これがポル...

996ターボ≒991後期カレラS

2015年フランクフルトショーにて、991のいわゆる後期モデルが発表。日本では9月11日から予約開始らしくオツなスケジュール。この991後期カレラSで420馬力。驚き。991前期カレラSの400馬力から20馬力増。驚き。いったいイツまでのこの馬力戦争は続くのか…。(もはや公道とタイヤの限界を超えつつ…)(997ターボはちなみに宇宙船のような加速で…)実は420馬力というのは、一昔前で言えばハイレベル...

ポルシェがや スタート

「ポルシェ911という趣味」一人で昇華・消化してしまうのももったいないので、ブログという形で書き留めてみることにした。過ごした時間も、費やしたお金も、少しは形に残せれば…。少しでも多くの人たちに、クルマの面白さや、クルマがある生活の楽しさ、を伝えていけたら本望。911を軸に、空冷ポルシェ目線での話が多いが、一緒に楽しんでもらえればこの上なく嬉しい。...