ATIWE 2nd time

やっぱり32φ派。そしてやっぱりATIWE。同じATIWE 32φからの交換だけど、握りの太さが若干違ったり、革の質感が若干違ったりで、同じメーカーとサイズとは言え、交換して走り出すと、「おぉぉ随分と違う!」と毎度新鮮さを感じる。(ステアリングを取っ替え引っ換えは本当に楽しい)今回は、太い握りから、細い握りになったので、感覚的には「繊細」に感じられるようになり、ちょっとインフォメーションが増えたような、そんな気が...

僅かかつ明確にRennsport

(先入観は多少と先に断っておく、多少なのだ)まず、やはりRSの挙動は、カレラ2のそれとは明らかに違う。後方から追いかけてマジマジと見てると、より一層その違いを感じる。直線は3.8Lだがさほどの違いは感じないが、やはりコーナーで旋回姿勢を取り始めると、その挙動の違いというか、質量物体の動きが違うことに気付く。(これはいくつかのRSを追い掛けてみても同様)ちなみに、「アッ!」と驚くような差ではなく、2-3コーナー...

レストアメーターパネル

(よくこのメーターパネル問い合わせを受けるので改めて)このメーターパネルは、緑色のLEDを焚いているワケではなく、白色のLEDを焚いて照射している。文字盤の文字自体のカラーリングを変更して、緑色の透かしになっているので、ライティングモードだと写真のような発光となる。純正は白文字の透かしなので、例えば青色のLEDを焚けばライティングモードだと、もちろん青色に発光するが、視認性とのバランスがなかなか難しいかも...

スペチアーレRUF CTR2

よくよく見ると、これもまた奥深い。初代CTRからの2代目ということで、993世代で送り出されたのがCTR2。(写真はCTR2スポーツなのでワイドボディ仕様)CTR2は世界で30台前後が生産され、日本では石田エンジニアリングが窓口となって販売。ナローの現車をまじまじと一度見たことがあるが、もはや993というよりは、完全に別モノという雰囲気がムンムンのモデルという印象。(外装のみならず内装の質感とりわけ格別で上等…)(レイン...

「Firn Weiß」の謎

97年カラーの話をもう一度。《標準ボディ色》・ブラック・ガーズレッド・ブルーターコイズ・パステルイエロー・グラッシャーホワイト《特注ボディ色》・オーシャンブルーメタリック・ゼニスブルーメタリック・アリーナレッドメタリック・アークティックシルバーメタリック・ブラックメタリック空冷最終となった97年モデルの、ラスト1年限りでチョイス出来たカラーは、・パステルイエロー・グラッシャーホワイト・オーシャンブルー...

RSクランクシャフトプーリー

かなり渋い話。そしてかなり美しい。エンジンルーム中央に鎮座するクーリングファンではなく、今回はその下に位置するクランクシャフトプーリーの話。一度組み込んでしまうと。直視するのは難しくなってしまうパーツだが、ベルトの下を覗き込めば、そこには金ピカで肉抜きされた滑車が見える。これこそRSモデル採用の軽量プーリーだ。(純正は銀色のぎっしりとした塊のプーリー)と思ったのだが、実際はノーマルと比較して確実に軽...

CURRENT 993

MODEL:PORSCHE 911TYPE:993GRADE:CARRERA 2(COUPEⅡ)YEAR:1995【ENGINE】 ▼OIL:CDX(10W-40) ▼MOUNT:RENNLINE(FULLSOLID) ▼FUELPRESSURE:【GENUINE】993 GT2 RACING(5.0BAR) ▼INTAKE:FLAT6REBEL ▼THROTTLE:【GENUINE】BORE UP(3mm) ▼HEATERBLOWER:NONE ▼MANIFOLD:BOLCANO(FULLTITAN) ▼CATALYZER:NONE ▼EXHAUST:BOLCANO(FULLTITAN)【CHASSIS】 ▼OIL:MOTUL(75W-140) ▼CLUTCH:【GENUINE】993 RS CS ▼FLYWHEE...

令和2年 純正M64ユニットを磨く

2mmだとちょっとビビって足りてなくて、3mmだと耐久性的にちょいやり過ぎらしく、実際のところは3mm弱のボーリング加工。ビッグスロットル化、と言うから、めちゃデカいスロットルを取り付けるのかと思いきや、この「ビッグ」が、「3mm弱」の内径切削だったとは…取り付けの際に、テスターにかけてスロットル開度を確認すると、なんと今までアクセル100%全開時に、スロットル開度が95%程度だったことが判明、調整を施しきっちり100%...

RECARO RMS 2600A

これは完全に悪ノリが過ぎた。もう完全にフルドライカーボンでめちゃ軽。座り心地はもう完全に駅のベンチ的な硬さ。そして他に類をみないエロ過ぎるルックス…(FRPのそれとは別次元のクオリティ…)導入当初は、街中での乗り心地が以前より硬くなり、あーこれはやっちまった系だなぁ、と思っていたが慣れてしまうとそんなに苦でもない。(実際今は乗り心地は全然気にならない)サーキット行ったら以前と違うだろうなぁ、と期待して...

エステル系エンジンオイル

これまたこんなにも違うものか。エステル系エンジンオイルを入れてみたの話。タイヤあれこれも面白いが、エンジンオイルもチョイスを変えると、エンジンフィールがこんなに違うとは。青銀ポルを購入してから、ずっとMOTUL4100の15W-50を使用。定番中の定番で街中から、サーキットまで完璧に完全に、エンジンを守ってくれる。この死角がないと思っていたMOTULでも、実は上位グレードで300Vとかを構えており、実はサーキット向けなど...

フードリフトシステムの恩恵

ルックスはやっぱりコレだな。シンプルで911っぽく、まとまりがあって、ずんぐりした感じで、かっこいいし美しい。でも結局のところ、リアウイングはEURS仕様に戻してしまった。と言うのも、まさかの未体験現象が度々発生したため、そのトラブルがウイングにあると疑われ、最終的に外すに至った次第。その現象はまさかの油温上昇…もちろん街中の渋滞や、峠を爆走する位ではビクともならないが、サーキットの全開走行を数週重ねると...

純正エアロの奥深さ

びっくりする程に走行フィーリングに変化あり。端的に言ってとても悪い。まずもって、リアウイングの除去なのに、フロントの入り極初期が希薄に。そして、中高速域になるとリアが軽くなる前に、車体中央下部辺りにゴトゴト感が出てきたり…あの殆ど効いていないと思っていたEUウイングが、実はめちゃくちゃ効いていたことを実感して、むしろかなりの感動!すごく端的に言うとあのEUウイングは、GTウイングのような形状でのダウンフ...

これが伝統の911スタイル

美しい。美し過ぎる。この言葉がまずは必要だろう。ポルシェ911が生まれながらに持つ、稀代の流麗なボディラインが露わになる、このウイングレススタイルは鳥肌モノだ。よく先人達から、「ウイングレス→ウイング→ウイングレス」という流れをみんな経験するよ、と言われてきたがまさにその時が来た。そう、青銀ポルを購入した時は、まま純ノーマルのウイングレスだったので、ある意味で当初の姿に戻っただけでもある。がしかしどう...

伝統の5眼メーター

カラダを預けるのはシート、手で操るのはステアリング、シフト、脚で操るのはペダル、目が常に見るのはメーター。クルマの挙動に直接関係はないが、そのクルマの印象やインスピレーションという部分では、ドライバーに訴えかけるメッセージ量は多い。今回はそのインパネ周りに、レストアも兼ねてオリジナルチューンを施してみた。どうだろう?伝統の5眼メーターはポルシェ911の象徴。その純正の雰囲気を損なわずに、あくまでアップ...

ヘビーレインの中走る

小雨や降ったり止んだり程度は経験済みだったが、ワイパーも効かずに、コース上に川が出来た状態、ヘビーレイン状態でサーキットを走るのは初。実は71Rを履いてからは、初のサーキットだったので、ドライで真骨頂を見たかったのだが、今回はそうもいかなかった。一方で、この悪条件の元で見えたことはある意味で、よっぽど71Rの真骨頂だったのかもしれない。まずブレーキングは、通常の2割では少なく、明らかに3割程は制動が伸びる...

ツウな1本 ATIWE

ステアリングの話。ステアリングはホントに奥深い。常にドライバーと接触していることもアリ、ステアリングそのもののキャラクター一つで、ドライバーへのフィードバックも様々。(コーナーリングのキッカケなどは特に)青銀ポルは、長らくナルディクラッシックの使用から、今現在は996CUP用のステアリングにて操舵中。今回はatiweの話。そもそもこの「atiwe」、ポルシェに乗り始めた当初、よく単語自体目にしていたものの、どうや...

エンジンルーム改革 完結

もはや文字で語る必要はないだろう。「どう思うか?」だけである。仕上げは、右端に鎮座するインテークシステム。マイアミのflat6rebelで、偶然にも95前期用を出しており、それを取り寄せて装着した。https://flat6rebel.com/インテークパイプが長いことと、ヘッド先端にクリーナーがあるため、実際装着してみると、走行時にかなり首をフル可能性が見つかる。解決策はこうだ、写真ではやや見辛いが、エアクリーナーの付け根部分、...

レリーズフォーク事件解決!

みよ!レリーズフォークマウント復活。写真向かって左側のマウント部分。溶接屋で肉盛りしてくっ付けて、内燃機関屋でボーリング加工して抜き切って完成。(肉盛りの際は中に輪っかを入れて穴自体も強化済み)ちなみに内燃機関屋で、ミッションケース自体を正確に計測してもらった際、ケース自体に歪み等はなしと確認することも出来た。今回の件、どこまでいっても憶測の域を脱しないが、遡ること数年前のあの事故が遠因と推測。あ...

レリーズフォーク付け根部分

結論からすると、これまたミッションケースの一部を破損となった。(そう、この時もミッションケースを派手に破損した…)今回、クラッチペダルが戻らず、シフトが出来なくなったのは、このミッションケース側に付いている、レリーズフォークが正しく機能しなくなったから。正確に言えば、ミッションケース内のレリーズフォークの付け根部分が、何らかの原因で金属疲労を受けて、破損してしまった。(レリーズフォークは左右のワッ...

エンジンルーム改革 第3章

どうだ!レーシーなエンジンルームに一歩一歩近づいている…今回は、エンジンルーム向かって、左奥にあるヒーターブロア一式を取り去って、カーボン製のヒーターバイパスダクトを設置。噂のフィッティングは、ほぼほぼほぼほぼ問題ないが、実際の所、上部シュラウド部分へ差し込み部分、カーボンダクトのアールが合わず、ダクトが5mm程シュラウドからはみ出している(笑)テスト走行もしてみたが、いきなり外れる兆候もなさそうだし...

ヒーターバイパスダクト

エンジンルーム改革その①。このウェットカーボンのヌラッとした質感、早くエンジンルームにブチ込んでやりたい。写真は、ヒーターバイパスダクトのカーボン仕様。(PN:99321194100)エンジンルーム、向かって左奥上部に鎮座するヒーターブロアを、取り去ってしまい、このバイパスダクトで直繋ぎしてしまおうという、なんとも勢い付いた話だ。このヒーターブロア、993RSまでは装備されているが、993RSクラブスポーツ、並びに993CUPに...

燃圧5.0bar仕様に

通常のモデルに搭載されているのは、3.8bar仕様の燃圧レギュレーター。写真だと向かって左。ボッシュ製で、アウディの一部モデルにも使用され993以降のポルシェでも、結構長い間かつ幅広いモデルで使用されており、いわゆる標準的な燃圧レギュレーター。この手の古典的なパーツはそうそう形が変わらない様子。(PN:99311019900)そしてこの3.8barの燃圧を、凡そ1.3倍引き上げた5.0bar仕様、いわゆるハイプレッシャーレギュレーターが...

CUPステアタイロッド

やっとこさ入手出来た。マニアックなパーツ。写真は993CUPのパーツ、いわゆるCUPステアタイロッド。生粋のレーシングパーツだ。今はパーツ自体の在庫もなく、再生産の予定もないという、手に入らない絶版パーツとなっている。(パーツそのものの価格はそんなに高くない)市販モデルC2に装着される純正タイロッドは、ダンパー機能が内臓されていて、タイヤなどからの入力や衝撃を和らげている一方で、このダンパー機能が経年劣化の...

グリップを拾いにいくソーイング

サーキットの同乗走行で、「もうタイヤが3分ヤマを切ったからか、思うようにグリップせずおっかないです…」とかピーピー泣き言を言いつつ、プロにドライバーチェンジ。笑顔でフンフン頷き聞きながら1コーナーへ進入していく…(ABSは装着車かどうかは必ず聞かれる事前質問事項)結論から言うと…「ぬっぁ…しっかりというか、がっつりグリップしてるし…(汗)」もうホントにプロドライブは何度横に乗っても凄さが過ぎる…素人の戯言を...

そのブレーキ、オワってるかもしれない

まず最初に…993C2のブレーキを993ターボのブレーキに換装したことある人がどれだけいるか?がこの話のスタートラインになる。今回の換装、かなり珍しい事例であると共に、かなり衝撃的な考察・結果も得られている。(ターボブレーキは走行1万キロ走行でOH済のほぼ新品)「街乗り」「峠」「サーキット」の3段階があるとして、今回は「街乗り」レベルでのインプレッション結果。(街乗りレベルだからこそ、見えたことがあった)早速...

993ターボブレーキ移植計画

縁があって、程度良好な993ターボ用の前後ブレーキ一式を入手、993も20年選手のブレーキということで、ここいらでいっちょOH兼スープアップを敢行。(実走行1万キロ程度のOH済みのキャリパーだ!)簡単にブレーキスペックから。【before】993C2/C2S/C4F:304mm/32mm/4podR:299mm/24mm/4pod  ↓【after】993T/C4S/GT2/RSF:322mm/32mm/4podR:322mm/28mm/4pod/※ターボはフロントが2ピース※ターボはピストンがカレラ、RSよりなんと...

絶対デフを入れるべき

デフ搭載以来まだ、クローズドコースは走っていないが、街乗りから峠、高速とその挙動変化は明らかに体感出来る。確実に良い。雨の中、ちょっとした広場があったので、これはシメシメと、定常円をしながら機械式デフの挙動を試してみた。極々低速域から、緩やかにステアリングを切り回して、小さな円を描いていく。アクセルをゆっくりと開けていき、車速が徐々に上がるにつれ、濡れた低ミュー路面から、クルマが離れそうになる。こ...

MT用とTIP用で異なるプーリー径

先回のオルタネーターベルト切れ。ベルト類3本とも、この際に一気に交換とすることにした。ここで面白いことが判明。実はこのオルタネーターベルト、MTとTIPでプーリーの大きさが異なり、使用するベルトも異なるのだ。(MT用のプーリーが左、TIP用が右)実は青銀ポル、MTなのに、TIP用のプーリーが付いており、自ずとTIP用のベルトで回っていたのだ。(今ままでオルタベルト交換したことなかったっけ?)MTとTIPのプーリーの違いは...

尊いターボボディ採用の歴史

今でこそ「カレエス」という言葉は一般的になったが、この「C2S」というグレードは993に起源を持つ。このC2S、よくよくその歴史を振り返ると、実に味わい深い。993でグレードデビューを果たすが、次の996では一旦グレード外となり、10年ほどのブランクを経て997で再び復活、991でも引き続きエントリーして、今ではある種の人気グレードとなっている。(991前期のC2Sは特にラディカルな仕上がり)今でいう991C2Sの定義は、「C2より...

トラクションの鬼度合いを増すLSD

荷重をかけてタイヤよじることが出来たら、LSD入れてみたら、という話になって、トントン拍子で…OS技研のLSD「TCD」を導入。写真は、左がノーマルのオープンデフで、右が今回のTCDだ。(それにしても20数年前のパーツとは思えない綺麗さ…)TCDは通常のLSDより、コスト的には10万程高いが、LSD内部のギヤ各部が常時オイルに満たされており、ロックするまでのアプローチがスムーズ、というのが特徴。(イニシャルトルクも画一ワンパ...