レリーズフォーク付け根部分

結論からすると、これまたミッションケースの一部を破損となった。(そう、この時もミッションケースを派手に破損した…)今回、クラッチペダルが戻らず、シフトが出来なくなったのは、このミッションケース側に付いている、レリーズフォークが正しく機能しなくなったから。正確に言えば、ミッションケース内のレリーズフォークの付け根部分が、何らかの原因で金属疲労を受けて、破損してしまった。(レリーズフォークは左右のワッ...

エンジンルーム改革 第2章完結

どうだ!レーシーなエンジンルームに一歩一歩近づいている…今回は、エンジンルーム向かって、左奥にあるヒーターブロア一式を取り去って、カーボン製のヒーターバイパスダクトを設置。噂のフィッティングは、ほぼほぼほぼほぼ問題ないが、実際の所、上部シュラウド部分へ差し込み部分、カーボンダクトのアールが合わず、ダクトが5mm程シュラウドからはみ出している(笑)テスト走行もしてみたが、いきなり外れる兆候もなさそうだし...

ヒーターバイパスダクト

エンジンルーム改革その①。このウェットカーボンのヌラッとした質感、早くエンジンルームにブチ込んでやりたい。写真は、ヒーターバイパスダクトのカーボン仕様。(PN:99321194100)エンジンルーム、向かって左奥上部に鎮座するヒーターブロアを、取り去ってしまい、このバイパスダクトで直繋ぎしてしまおうという、なんとも勢い付いた話だ。このヒーターブロア、993RSまでは装備されているが、993RSクラブスポーツ、並びに993CUPに...

燃圧5.0bar仕様に

通常のモデルに搭載されているのは、3.8bar仕様の燃圧レギュレーター。写真だと向かって左。ボッシュ製で、アウディの一部モデルにも使用され993以降のポルシェでも、結構長い間かつ幅広いモデルで使用されており、いわゆる標準的な燃圧レギュレーター。この手の古典的なパーツはそうそう形が変わらない様子。(PN:99311019900)そしてこの3.8barの燃圧を、凡そ1.3倍引き上げた5.0bar仕様、いわゆるハイプレッシャーレギュレーターが...

CUPステアタイロッド

やっとこさ入手出来た。マニアックなパーツ。写真は993CUPのパーツ、いわゆるCUPステアタイロッド。生粋のレーシングパーツだ。今はパーツ自体の在庫もなく、再生産の予定もないという、手に入らない絶版パーツとなっている。(パーツそのものの価格はそんなに高くない)市販モデルC2に装着される純正タイロッドは、ダンパー機能が内臓されていて、タイヤなどからの入力や衝撃を和らげている一方で、このダンパー機能が経年劣化の...

グリップを拾いにいくソーイング

サーキットの同乗走行で、「もうタイヤが3分ヤマを切ったからか、思うようにグリップせずおっかないです…」とかピーピー泣き言を言いつつ、プロにドライバーチェンジ。笑顔でフンフン頷き聞きながら1コーナーへ進入していく…(ABSは装着車かどうかは必ず聞かれる事前質問事項)結論から言うと…「ぬっぁ…しっかりというか、がっつりグリップしてるし…(汗)」もうホントにプロドライブは何度横に乗っても凄さが過ぎる…素人の戯言を...

そのブレーキ、オワってるかもしれない

まず最初に…993C2のブレーキを993ターボのブレーキに換装したことある人がどれだけいるか?がこの話のスタートラインになる。今回の換装、かなり珍しい事例であると共に、かなり衝撃的な考察・結果も得られている。(ターボブレーキは走行1万キロ走行でOH済のほぼ新品)「街乗り」「峠」「サーキット」の3段階があるとして、今回は「街乗り」レベルでのインプレッション結果。(街乗りレベルだからこそ、見えたことがあった)早速...

993ターボブレーキ移植計画

縁があって、程度良好な993ターボ用の前後ブレーキ一式を入手、993も20年選手のブレーキということで、ここいらでいっちょOH兼スープアップを敢行。(実走行1万キロ程度のOH済みのキャリパーだ!)簡単にブレーキスペックから。【before】993C2/C2S/C4F:304mm/32mm/4podR:299mm/24mm/4pod  ↓【after】993T/C4S/GT2/RSF:322mm/32mm/4podR:322mm/28mm/4pod/※ターボはフロントが2ピース※ターボはピストンがカレラ、RSよりなんと...

絶対デフを入れるべき

デフ搭載以来まだ、クローズドコースは走っていないが、街乗りから峠、高速とその挙動変化は明らかに体感出来る。確実に良い。雨の中、ちょっとした広場があったので、これはシメシメと、定常円をしながら機械式デフの挙動を試してみた。極々低速域から、緩やかにステアリングを切り回して、小さな円を描いていく。アクセルをゆっくりと開けていき、車速が徐々に上がるにつれ、濡れた低ミュー路面から、クルマが離れそうになる。こ...

MT用とTIP用で異なるプーリー径

先回のオルタネーターベルト切れ。ベルト類3本とも、この際に一気に交換とすることにした。ここで面白いことが判明。実はこのオルタネーターベルト、MTとTIPでプーリーの大きさが異なり、使用するベルトも異なるのだ。(MT用のプーリーが左、TIP用が右)実は青銀ポル、MTなのに、TIP用のプーリーが付いており、自ずとTIP用のベルトで回っていたのだ。(今ままでオルタベルト交換したことなかったっけ?)MTとTIPのプーリーの違いは...

尊いターボボディ採用の歴史

今でこそ「カレエス」という言葉は一般的になったが、この「C2S」というグレードは993に起源を持つ。このC2S、よくよくその歴史を振り返ると、実に味わい深い。993でグレードデビューを果たすが、次の996では一旦グレード外となり、10年ほどのブランクを経て997で再び復活、991でも引き続きエントリーして、今ではある種の人気グレードとなっている。(991前期のC2Sは特にラディカルな仕上がり)今でいう991C2Sの定義は、「C2より...

トラクションの鬼度合いを増すLSD

荷重をかけてタイヤよじることが出来たら、LSD入れてみたら、という話になって、トントン拍子で…OS技研のLSD「TCD」を導入。写真は、左がノーマルのオープンデフで、右が今回のTCDだ。(それにしても20数年前のパーツとは思えない綺麗さ…)TCDは通常のLSDより、コスト的には10万程高いが、LSD内部のギヤ各部が常時オイルに満たされており、ロックするまでのアプローチがスムーズ、というのが特徴。(イニシャルトルクも画一ワンパ...

997は史上最多生産モデルなのか?!

先回の生産台数の続き、ポルシェのオフィシャルリリースを遡り、可能な限り分析して推察を加えてみた。(996時代のデータは欠落している…)(販売台数と生産台数があり煩わしい…)凡そこんな感じだ。2004 2.6万台 9972005 2.7万台 ↓2006 2.9万台 ↓2007 3.8万台 ↓2008 3.4万台 ↓2009 2.7万台 ↓2010 1.9万台 ↓2011 2.1万台 ↓ ※暦年決算に移行2012 2....

世界中で100万台売れた名機

911モデルがラインオフ通算100万台。単一モデルでこれだけの生産台数は、世界中探しても911くらいか?世界中で100万台のポルシェが、今まで生まれてきて愛されてきた中、我が青銀ポルも、そのうちの1台/100万台と思うと、長い歴史の中に刻まれたようで、何だか感慨深い。ちなみに、千葉県の人口が約97万人なので、千葉県民が皆1台づつ911を所有している、なんていう規模感だったりもする。歴代911の生産...

968CSと930のエッセンス

そういえば、空冷ポルシェって、リアワイパーが付いてるクルマと、そうでないクルマがあるが、これってオーダー時のオプションの有無??そしてこのワイパー、実際のところ全くもって使わない。そうなってくると除去、という話になるが、このワイパー、動力部とアームが車内から生えており、もちろんリアガラスには、ワイパーを通す穴も空いており、ただ外すだけ、というワケにはいかない。今回は、「993ワイパー除去」の話。ち...

ディレッツァZ3と空冷ポルシェの相性

セッティングもひと段落して、色々な天候と、シチュエーションを走り、ディレッツァZ3の姿が見えてきた。ストリート~峠レベルなので、サーキットのフルグリップ状態ではない、ということを付け加えておきたい。インプレッションとしては、「優しい」「懐が広い」「ズルズルとグリップ発動」といった印象だ。タイヤインプレッションは、ドライバーやマシンのそれぞれで、千差万別で「必ず」はあり得ないが、空冷ポルシェ乗りであ...

蘇るRUFイエローバード

やれば出来るじゃないか!といった感じである。RUF社に拍手。世界に30台限定とはいえ、ナンバー付のロードカーとして、名車CTRイエローバードを、現代風にリメイクして放ったのは、極めてチャレンジングで「偉業」。今回同じくジュネーブショーで、RUFオリジナルボディのCTR3を発表し、その源流として、この名車CTRイエローバードも、合わせて現代風に蘇らせたという、温故知新に溢れた演出がニクい。(世界的な...

夜の湾岸で放つターボS

993ターボSを繰り出す。(前編からどうぞ)あれ?壊れてる?と思う位に軽いクラッチタッチ。踏み込むというより、脚をそのまま降ろすだけで、操作ができる感動的な軽さ。ターボクラスにはレリーズのアシスト機能があり、ノーマルカレラ比でも随分と軽い仕上がりとなっている。シフトもしなやかでスムーズに入る。ステアもクラッチもミッションも軽く、いずれのアクションもマイルドでしなやか。この時点でターボの躾の良さと、...

993ターボS降臨

20年前のスーパースポーツカーを、夜の首都高と湾岸に繰り出してみた。今回は993ターボSの話。「ポルシェ ターボ」は、いつの時代も911の最高峰であり、フラッグシップであり、その名に相応しいドライビングを提供し続けている、まさにそのモデル毎の王者である。(RS系やGT3系とも趣は随分と異なる)誰もが欲しいモデルであるが、誰もが乗れるモデルでもなく、まさしく羨望のモデルであり、一度は所有したいモデル...

リアウイングまでの道のり

今でこそ、「RSロードバージョン(EU本国仕様)」のフルエアロと相成っているが、ここまでの道のりは険しかった…まず、去年の事故をきっかけに、フロントロアスポイラーを交換。価格は左右で約13万。(少し周りと違うチョイスでシブいと満足…)次に、周りにRSサイドステップを付けてる人が多く、それに刺激を受け導入決定。価格は左右で約20万。(こちらはRSCSと共通のデザイン、よしこれで2カ所揃った…)ここまでく...

「地域型」→「車種型」へ

「クルマ遊び」は、ひと昔前より、ある意味でより、楽しみ易くなったのではないか?ネットで気になるワードを叩けば、即座に欲しい情報が手に入る。たぶんこのブログに辿り着いた人も、「空冷ポルシェ ブログ」とかで検索してきた人、きっと多いはずだ。あの故障は?あのパーツは?あの中古車は?調べればその場ですぐに分かり、解決策や抜け道は、20~30年前より格段の機動力を、個々のオーナーが有している。(下手すりゃプ...

モノホンなエアゲージ

とうとうコレを買ってしまった。ポルシェ純正のエアゲージは、軽量・小型で便利だが、計測とリリースのみで充填ができない。サーキットに行くと、充填用のエアホースが設けられているが、そのホースだけでは、直接エアジャックに接続できない…(正直これには最初随分と衝撃を受けた)そのホースの先に、個々人が所有しているそれ専用のエアゲージを、都度接続して使用する運びとなっている。つまり、サーキットなどの、エアホース...

初期制動を鋭く立ち上げる

写真は影山正美プロが走行した直後の、青銀ポル993のフロントブレーキ。冬で外気温が低いということもあるが、ブレーキを限界まで追い込み、ポテンシャルを最大限に引き出したドライブの表れ。プロドライバーと、素人ドライバーには、色々な違いがある。ステアリングワーク、アクセルワーク、ブレーキワーク…他にも種々あるだろうが、このブレーキワークは、プロと素人で歴然と差が出る、スキルポイントの1つである。ブレーキ...

ミッションオイルの粘度変更

今回の話は少しマニアックな話。気のせいか?、と思っていたけど、連続周回を重ねると、フィーリングが徐々に変わってくる…ミッションの入りがシブくなる?というかアマくなる感じ?これ、ミッションオイルの熱変化によるもの。もちろん「タレ」まではいかないが、グニャっと柔らかく変化する感じは、ドライブフィールとしてイマイチで、横Gのかかるサーキットでは、スコスコうまく決まらなくなる。走りの内容やステージによって...

ウイング塗装中

これが純正ウイングのままの色だ。真っ白なFRPのような見た目で来るかと思いきや、黒ゲルコート仕上げでの来日となったRSウイング。さすが純正クオリティ。現物塗りだけももちろん可能だが、そんな手抜きはせず、今回も現車合わせで丁寧に塗装中。固定ウイングになることで、純正の速度感応システムは排除され、あの脆弱なジャバラ構造ともオサラバとなる。フロント、サイド、リアと、これにてRSフルエアロの出来上がり。ル...

GT4ファーストコンタクト

鮮烈のイエローGT4と、ネオクラシック993が入ってくると、外国人観光客が一斉にカメラを向けてくる。新旧の組み合わせ興味深いらしい。GT4のボディをよく見ると、小さな虫たちが、夜のスピードイエローのボディに、沢山ひっ付いているのが見える。黄色は昼夜問わず虫に人気のカラーだ。ドアを開けると、まだあの新車の香りがムンムンとしてくる…ステアリング、トリム、ルーフ、あらゆるパーツがアルカンターラを纏い、さ...

2.0 升涡轮增压水平对置发动机

「2.0リッター水平対向ターボエンジン」と読むようだ…(笑)噂の中国版982型、「素」のクラスのみ低馬力化してリリース、Sは日本と同スペックのままリリースされている。ついに出た、前々から願っていたモデルはコレだ!982型中国版は、250馬力と言うから、まさしく987型デビュー当時の、ベースグレード「素」に近い状態と言える。最新型のシャーシと足回りに、低馬力エンジンの組み合わせは、まさしく日本市場でもス...

最新スペチアーレ動向

ケイマンGT4は既に豊橋に入港済、月末に納車という段取りへ。スペチアーレ達の最新動向。まずはケイマンGT4、他国でのキャンセルなどがあったようで、日本への割り当てがここ最近で突如大幅に増え、なんと年内11月分まで配車があるらしい。そしてさらに驚くことに、982型が絶賛生産中の中、981型のケイマンGT4の生産ラインは、今日現在まだ稼働しているとのこと。(11月納車ということは来月位までか?)GT4...

カレラのエアロチューン考

空冷ポルシェのスタイリングは難しい。スタイリングは基本的に、何かを追い求めた「結果」であって、スタイリングそのものを追い求めると、めちゃくちゃな様相を呈する。我が青銀ポルは、このポリシーを忠実に体現しており、余計なモノは一切ついていない。本来993が持っている、肢体の美しさを維持しながら、走行性能に磨きをかけている。一方で、「スタイリングそのもの」を、求めたくなるのもこれまた事実。(TBKバンパー...

油温ナーバスの都市伝説

空冷ポルシェの温度管理は難しくない。水温を気にする必要がないので、油温だけ注視していれば良いので簡単である。そして、「渋滞ですぐ油温が上がる」は都市伝説だ。(ポルシェクラッチの話も都市伝説だった…)空冷ポルシェの油温事情は、そんなにヤワなものでは決してない。(いくつかチューンは施しているが大筋フルノーマルも同様)1000キロに一度オイルは継ぎ足し、0.5~1リットルの補充量が凡そ。オイルゲージが上...