タイヤライフ後半に学ぶ

この前の続き。タイヤがイキイキ(=前半)しているうちは、多少荒く左右に荷重を掛け分けても、タイヤ自体が抱え込んでくれるが、ササクレだって硬化(=後半)したタイヤだと、少しばかり操作ニュアンスが変わってくる。(いや、正しくは変えるように意識している)前後方向はさほど意識せずも、左右方向への荷重を掛ける際には、ややゆっくりと、ステアリングを送りつつ、丁寧に荷重を掛けると、硬化したタイヤも穏やかに潰れ始める。...

MT車を司るシフトノブ

クルマとカラダが接するポイント、シート、ステアリング、シフトノブはこだわりたい。この3点のみで、クルマとコンタクトすることで、1トン超えの物体を超高速で動かすのだ。シートはレカロ、ステアリングはナルディ、シフトノブはあえて純正を貫き通していた。驚くのは、25年近くたった今でも、あれだけ頻繁に手に触れるシフトノブが、擦り切れたり色褪せたりしないこと。誠に素材のクオリティが高い。実は、このシフトノブという...

再現性のスポーツ

素人ながらに、サーキットでタイヤを使えるようになって、荷重コントロールが出来るようになって、気づいたことがある。公道でタイヤを使えている人、というのはホントに曲芸の域にあると思う。限られた車線の中で、前後に、左右に荷重を丁寧に掛け分けて、進入して脱出…しかも、サーキットのような、周回コースであれば、一度ミスしたコーナーを、次の周で修正してリトライも可能だが、公道ではなかなかそうもいかない。ましてや...

右バンク下にオイル染み発見…

我が青銀ポルは、7万キロを迎えたが、エンジンをはじめ非常に調子がよく、個体としてはいわゆるアタリだと思っている。もちろんダラダラとした街乗りやちょい乗り、暖気なしのいきなりスタートを避けるなど、空冷ポルシェを守るための最低限は励行しているが、それにしても各部良好に機能している。がしかし、寒くなってきたとある日、クルマを動かした後の駐車場に目をやると…オイル染みを右バンク下に発見…そう言えば、毎年ガク...

ホワイトアウトした山を走る

台風続きの週末、雨雲レーダーとにらめっこしながら、少しでも雨風が弱い間に、秋の山を走ってきた。(山はもう冬の準備を始めようとしていた)台風接近直前とあり、道中はスポーツカーも見当たらない。山の入り口の料金所もガラガラ、「おいおい登るのかい?」とさすがに言われはしないものの、そんな雰囲気がプンプン伝わってくる。(ここが自動化されないことを何だか願いたくなった)「大丈夫だよ、分かっている」を伝えたくて...

もっと素のカレラを愛して欲しい

よくぞ気づいてくれたポルシェ社、時代や環境が変わったと言えど、我々ファナティックが何を欲しているのか、それを今回はある種具現化してくれたと、言っても良いのではないだろうか?クロスしたギア比に、MTミッション(日本はPDKのみだとか?)、機械式デフ、省かれた遮音材、リアシートレス、簡素化された内装、軽量ウィンドウ、これらを施した911を彼らは、「ツーリング」の頭文字「T」を冠して、「911 T」というモデルを放った...

もはやフラット6でもフラット4でもない

某都内の地下駐車場で、アストンと911(991型)が隣り合わせで停まっていたが、最近随分と肥大化路線の一途をひた走る911でも、アストンの隣に並べばまだまだそのガタイは小さい。空冷最終型の993と比べれば、随分大きく見える991も、最新スーパースポーツカーの中では、まだまだコンパクトな部類に留まっているようだ。今日は、そんなサイズの話とは全然関係なく、次期911の話。なんと次期911のその動力は、半世紀続いたあのフラッ...

季節の変化をクルマが教えてくれる

夏のウダルような暑さもなりを潜め、季節は秋になり、空冷ポルシェには絶好の季節がやってきた。気温の低い早朝深夜に走ると、やや車両の動きがダルいと感じて、久し振りにエアを見てみると温間で2.1程度、夏用の仕様だと明らかにズレがある。空気が抜けているワケではない。ネオバだとそんなに気にならなかったが、ディレッツァにしてからは、空気圧が低いとグリップが立たないというか、引っかかりが弱くなるような気がする。ス...

リアガーニッシュ交換

ここの交換は一見地味なレストアだが、車両全体の雰囲気を予想外に変えるという意味では、結構その効果は大きい。(パーツそのものもそこそこ効果で着手しづらい部分…)964までは、バンパーに直付だったので、エンジンの熱を直接受けやすく、ガーニッシュが熱で割れやすい。一方の993は、装着方法が変わったため、以前より熱の影響を受けにくく、早々に割れてしまうというのは格段に減った。ただこの手の樹脂製パーツも、20年近く...

空冷ポルシェを取り巻く今後

2017年夏、993のミッション車は中古で700万〜スタート。相場観としては、1年前とそう変わっていないように思えるが、明らかタマ数は減ってきている。特に役物と言われる、4S以降のモデルは、明らかに国外逃亡を続けている。元々少ないターボSは、目視できる限り国内市場では既に片手位、RSに関してはもはや見掛けることすらなくなってしまった。GT2はもはや全国の誰が所有しているのか、ほとんど業界関係者内でトラッキングされて...

4週間で2500キロ走ってみた!

4週間くらいの間に、京都往復900キロ、伊勢神宮往復900キロ、をこなしてきた感想。空冷ポルシェとしてはちょっと過走行??実は993での単発ランとしてはこれが最長だった。当初「随分しんどいだろうな」と身構えていたが、2本を終えた感想としては、結局疲れ具合はベンツと然程変わらないということ。(長距離を走る、という点ではもちろんしっかり疲弊…)つまり、993でのランはそこまで、「シンドイもの」ではなかったのだ。そこ...

TURBOなのかRSなのか

やっぱり気になってしまって、最近また964TURBOにアプローチしていた。もちろん3.6ではなく、3.3というはこのご時世マストとなる。価格はもう大台は確実で、OH済みで1200万-が相場のスタート。もうこのレベルだと、走行距離と修復歴の有無は見ていられない。(993TURBOなんてもはやなレベル域に…)まぁでも色んな人に相談すると、911は、「ただ乗りたいモデルに乗る」ではなく、「走りに方によってモデルをチョイスする」というの...

気になるデフ

デフを入れるとどうなるのか?気になり過ぎる今日この頃(笑)タイヤやホイールやパッドなどは、結構情報が豊富だが、デフ関係の情報はそんなに多くない、なぜならデフチューンは、極めてサーキット志向のチューンだからだ。クルマはノーマル状態でも、オープンデフが入っているので、正しく言うと「機械式LSD」が気になる、という感じか。(最新のポルシェはPTVという可変型のLSDを搭載)そもそもオープンデフは、タイヤ左右に回...

最強 BELOFF Le Mans GT

結論からすると、やはり「ベロフ最強」という噂は、やはり「ベロフ最強」という実話なのだろう…中でも、ルマンGTモデルは、ベロフのHIDラインナップの最上位モデル。キット内容は、45Wのいわゆるハイワッテージのイグナイターと、高出力専用の6000ケルビンバルブキット。ルマンGTモデルとしては2代目となる。(昔はべらぼうに高かったが今は結構安く手に入る!)パーツの特性上、取り扱いはナーバスでありながら、かつタイ...

最新鋭攻撃型サルーン

前から気になってはいたが、その戦闘力を、傍から見ているだけだったパナメーラ。試乗を希望したら、なんと現行最上位のターボモデルが出てきた!カタログ約2500万で、オプション込みで余裕の3000万越えの、超セレブ仕様といったところだ。(一生縁のないレンジのモデル…)ポルシェが作る、最新鋭攻撃型サルーンとは如何に…写真は、左が新型となる。まずもって、パナメーラは2010年に初代がデビューし、2016年~2...

タイヤにフェンダーを被せたかった

週末にタイヤ交換を完了したが、土日ともに雨模様で、ポテンシャルを確かめるには至らず…皮剥きはリアのみ完了したが、フロントはまだと言った感じ。下記インプレッションは、4分ヤマのネオバからの交換、ということでメモしておきたい。(グリップのインプレッションはまた後日!)新品なので、まずは全体がかなりファットで、信頼感のある感じに回復。(サーキットで爛れたネオバは後半硬かった)ファット?というか、正しくは...

トヨタ86と同じダッシュ力だけど

200馬力弱のS204、ステーションワゴンのガタイで、スポーツカーを追っかけてみる。トヨタ86の、200馬力程度のクルマであれば、引けを取らず同等の加速を見せる。(あとは気持ちのオシがドコまで行けるか…)それにしても、最近のクルマの200馬力は、数値以上に体感馬力が出ている。(特にSモードは風情なく端的に速い!)実際、200馬力程度だと、フラットアウトしても、●00キロ以降の加速はかなり鈍く、最終的...

遅れてやってくる疲労感

間が悪いことに、タイヤに続いて、クラッチもフィールが変化し始めてきた。事故前にRSクラッチに交換済で、交換後約2万キロ弱を走行。距離的にはまったく大したことないが、その間、サーキットに何度も通い、プロドライバーにも走行してもらい、なかなかハードに使ってきた。今回のフィール変化は、いわゆるミートポイントが「やや手前に」、という初期症状レベルで、まだジャダーなどは発生していない。メカニックの見解だと、...

エヴァかアバランシェか?

RUFに続き、ポルシェチューナーの双璧をなす、ご存じゲンバラ。最新モデルを、強めにチューンナップしたモデルを、ジュネーブショーに引っ提げてきた。991ポルシェターボ?が原型のようだが、もはや原型がわからないレベル…(サスガですとしか言いようがない!)ゲンバラのアバランシェは、シリーズモノで今回が3代目。サクラダファミリア感が漂う…それにしても、このエアロアピアランス、随分と「あちら側」にいかれた感じ...

祝新型パナメーラ!

もはや前言撤回!この言葉はこういう時に使うのだろう。新型パナメーラ、2代目となって、モデルチェンジを果たしたその姿は、実に「イケてる!」以前は、フロント周りは中途半端で、リア周りはモサッとした具合で、その大きな肢体ばかりが、気になって仕方がなかった先代パナメーラ。(上位モデルは良かったがV6が残念だった…)それが新型に於いては、フロント周りはエッジが効き、リア周りはまさしく911を彷彿させる、両脚と...

もうGTS要らないのでは?

GTSって、「すごいお得なクルマ」というイメージで、色々卒業するには?!もってこいのクルマと思ってた。自然吸気という中では、バリバリGT3がキングだが、快適に効率よく乗るならGTSが最強だった。カレラという中では、カレSと、ターボの中間にあって、スポーティーさと、ラグジュアリーさの兼ね合い具合が、まさに絶妙!というゾーンを突いていたように思う。元々カイエンなどに設定のあった、「GTS」グレードは、...

ポルシェのカラーコード

ナローから991後期までの、様々なボディカラーと、そのカラーコードは味わい深い。(カラーコードは一部メーカー共通もある)我が青銀ポルは、「ポーラシルバーメタリック」である。ポーラシルバーとは、そもそもなんぞや?という話である。英語で書くと、「POLAR」という表記になり、意味合いは「南極」である。そう、お気づきのように、993のマジョリティーカラーの、ポーラシルバーメタリックとは、「南極のようなな...

カレラGTへの冒涜

「鬼キャン」でこの画像を採用なのか…一般的な、自動車リテラシーとは、こんな程度なのだろうか。(いや多分実際、そうなんだろう)それにしても、自動車不正改造の記事で、鬼キャンの具体例として、我らの「カレラGT」の画像とは残念極まりない。ネガティブはキャンバー角だけにして、この手のネガティブ記事は勘弁願いたい。鬼キャンはネガティブキャンバーです。カレラGTは、新車時に5000万超もする、スペチアーレとし...

911がMR化する日

「ポルシェはただ前だけを向き続ける」ということだろう。ロサンゼルスで新型911RSRがアンヴェールされ、同モデルがMR化したことが明らかになった。世の中的には、色んな意見があろうが、ポルシェが今回下した決断は、随分と葛藤があったに違いない。空冷エンジンとの決別、GT1ブロックとの決別、NAとの決別、MTとの決別、そして今回はRRとの決別…残るは、水平対向エンジンぐらいなのだろうか?もちろん市販車に...

空冷市場動向

ピーク時よりは、値段が落ち着いてきたように見える。一方で、コンディション良好な個体や、MTなどの個体は歴然と少なくなっている。このタイミングで、走行3万キロ未満などもチラホラ見かけるが、直近が動態保存でなければ極めて危険だろう。特に、燃料周りのケアを怠っている場合は、燃料系一式が腐食して、デリバリーが詰まってしまう、なんていうケースが多い。日常で乗るがベストだが、大事に大事に保存されている車輌の場...

ケイマンGT4のカーボンバケット問題

やはり、シートポジションがもったいない、もったいなさ過ぎる…(クルマはホントに素晴らしい!)ケイマンGT4の、純正オプションカーボンバケットシート、これがなかなか予想外なことになっている…まずもって、バックレスト角度が立ち過ぎではないか(笑)街乗り仕様にしても立ち過ぎ…(メット装着率が高そうなだけに大変不評だろう)角度にとどまらず、今度はアイポイントが高過ぎる、ポルシェなら、サイドミラーのちょい上、...

PDEに参加してきた!

ポルシェドライビングスポーツエクスペリエンスの、ウォームアップクラスに参加してきた。(以下PDEと略)長くなるが、1本にまとめてみる!場所は、大磯プリンスホテルの海側の駐車場、西湘バイパス沿いのアソコと言えば、想像しやすいだろうか。少し別の言い方をすれば、プリンス内の大磯ロングビーチが、夏の営業が終わってクローズドして空いた、広大な駐車場を使ったプログラムという感じ。このPDE、Warm-Upが入...

PDE注意事項によると

「適当なパーツが付いててぶっ壊れても知りませんよ」もしくは、「安全が確保できない場合はダメですよ」というのが趣旨だろう。(裏を返すと、純正なら壊れず安全、ということ)社外パーツのチョイスや装着、それらに確かな知識と自信がある人のみ、社外パーツ装着でかかってこい、ということであろうか(笑)基本的には、ノーマルであることが、参加の条件となっているPDE。極めて、締め付け度というか、強制力が強めの通達文...

ケイマンGT4降臨!

レーシングイエローのケイマンGT4、ついに納車となった。明らかに、ディーラーで並ぶ、他のどのクルマよりも、その立ち姿にオーラがある。生まれ持った素質と言うべきか。日本の車検対応に合わせた、リアフェンダーのエクステンション、超大口径のブレーキローター、高々と掲げられたGTウイング、どれを取ってもフツウじゃない雰囲気。武闘派のイメージが強いが、車内の至る所にアルカンターラが使われており、その雰囲気は実...

侮るべからずマイナー整備

猛暑の中でも、臆することなく、空冷ポルシェを走らせている。エアコンさえ正常に機能していれば、その他は全くもってタフである。外気温の高い低いは、吸気温度と内圧には確実に影響するが、その他への悪影響は基本的に発生しない。(暑い時に乗ってはいけないことは実はない)そんなタフな日常使いをしていても、遠征の場合はちょっとしたネガが気がかりに。途中で故障して停まってしまったら…などを考えると、気になる部分は事...