塗るならラズベリーレッドM

993のみならず、歴代空冷モデルを並べてみると、ヤレている車両とそうでない車両の差が結構見えてくる。目に見える部分の話で、主には外装と内装のコンディションに関して。この話のポイントは、そのヤレ具合が、古い=ヤレている、ではないということである。主には、使用場所と使用用途、この2つが車両のヤレ具合に影響しているだろう。パッと見で、塗装コンディションが悪いクルマは、青空駐車が長いクルマのようで、塗装表面だ...

997は史上最多生産モデルなのか?!

先回の生産台数の続き、ポルシェのオフィシャルリリースを遡り、可能な限り分析して推察を加えてみた。(996時代のデータは欠落している…)(販売台数と生産台数があり煩わしい…)凡そこんな感じだ。2004 2.6万台 9972005 2.7万台 ↓2006 2.9万台 ↓2007 3.8万台 ↓2008 3.4万台 ↓2009 2.7万台 ↓2010 1.9万台 ↓2011 2.1万台 ↓ ※暦年決算に移行2012 2....

世界中で100万台売れた名機

911モデルがラインオフ通算100万台。単一モデルでこれだけの生産台数は、世界中探しても911くらいか?世界中で100万台のポルシェが、今まで生まれてきて愛されてきた中、我が青銀ポルも、そのうちの1台/100万台と思うと、長い歴史の中に刻まれたようで、何だか感慨深い。ちなみに、千葉県の人口が約97万人なので、千葉県民が皆1台づつ911を所有している、なんていう規模感だったりもする。歴代911の生産...

968CSと930のエッセンス

そういえば、空冷ポルシェって、リアワイパーが付いてるクルマと、そうでないクルマがあるが、これってオーダー時のオプションの有無??そしてこのワイパー、実際のところ全くもって使わない。そうなってくると除去、という話になるが、このワイパー、動力部とアームが車内から生えており、もちろんリアガラスには、ワイパーを通す穴も空いており、ただ外すだけ、というワケにはいかない。今回は、「993ワイパー除去」の話。ち...

トヨタ86と同じダッシュ力だけど

200馬力弱のS204、ステーションワゴンのガタイで、スポーツカーを追っかけてみる。トヨタ86の、200馬力程度のクルマであれば、引けを取らず同等の加速を見せる。(あとは気持ちのオシがドコまで行けるか…)それにしても、最近のクルマの200馬力は、数値以上に体感馬力が出ている。(特にSモードは風情なく端的に速い!)実際、200馬力程度だと、フラットアウトしても、●00キロ以降の加速はかなり鈍く、最終的...

最新の水冷ポルシェに思ふ

特に991モデルになってから、ズバ抜けて速くなったイメージ。997も随分と速かったが、991になると997のトンがりよりも、安定感のある速さを見せ始める。このモデル間には隔世の感があると思っている。後ろから見てても思うし、横で乗っててもさらに思うが、991は結構サラッと簡単に速い。997まではしっかりブレーキングして、姿勢を作り込んでから進入、そんなイメージだったが、991になってから随分と乗用車...

消え去る空冷ポルシェ達

物凄い勢いで、国内の空冷ポルシェが、海外へ飛び出していってる。それも、平凡なモデルだけではなく、スペチアーレクラスも、バンバン出ていってるのだ。某中古車屋には、アークティックシルバーの、993ターボSが2台もあったが、いずれも既に海を渡る運命にあるとかないとか。(国内で待った!がかかることを祈るのみ…)国内に数える程しかいかいない、993ターボSが、一気に2台飛び出ていくという勢い、これが実情だ。...

新型992とは?

お次はなんと992型?!我が青銀ポルは993型だが、モデルコードが近すぎやしませんか?ポルシェさん?という感じである(笑(ということは、992型でこの系譜も一旦終わるのだろう…)下馬評を大きく裏切り、GT3系も含め、そのすべてがターボ化という決断。時代の流れと、一言で言ってしまえば、そこまでかもしれないが、あまりにもその波は早く訪れた、という感じだ。「NAの水冷エンジン」というのは、今日現在チヤホ...

993ターボS降臨

20年前のスーパースポーツカーを、夜の首都高と湾岸に繰り出してみた。今回は993ターボSの話。「ポルシェ ターボ」は、いつの時代も911の最高峰であり、フラッグシップであり、その名に相応しいドライビングを提供し続けている、まさにそのモデル毎の王者である。(RS系やGT3系とも趣は随分と異なる)誰もが欲しいモデルであるが、誰もが乗れるモデルでもなく、まさしく羨望のモデルであり、一度は所有したいモデル...

「地域型」→「車種型」へ

「クルマ遊び」は、ひと昔前より、ある意味でより、楽しみ易くなったのではないか?ネットで気になるワードを叩けば、即座に欲しい情報が手に入る。たぶんこのブログに辿り着いた人も、「空冷ポルシェ ブログ」とかで検索してきた人、きっと多いはずだ。あの故障は?あのパーツは?あの中古車は?調べればその場ですぐに分かり、解決策や抜け道は、20~30年前より格段の機動力を、個々のオーナーが有している。(下手すりゃプ...

M6グランクーペは完璧か?

緊急事態につき、993を急遽売却、S204 C200ステーションも売却…という、状態を仮に想定してみる(笑)(決してない?こともないという構えで!)この2台の要素を満たせる1台のクルマは、果たしてあるのだろうか?いわゆる究極の1台探しというやつだ。色々検討した結果、結論からするとやはり「ない」、という前提ではあるが、その検証の過程を記してみたい。やはり筆頭には、メルセデスのC63が見えてくる。だが既...

初期制動を鋭く立ち上げる

写真は影山正美プロが走行した直後の、青銀ポル993のフロントブレーキ。冬で外気温が低いということもあるが、ブレーキを限界まで追い込み、ポテンシャルを最大限に引き出したドライブの表れ。プロドライバーと、素人ドライバーには、色々な違いがある。ステアリングワーク、アクセルワーク、ブレーキワーク…他にも種々あるだろうが、このブレーキワークは、プロと素人で歴然と差が出る、スキルポイントの1つである。ブレーキ...

ポルシェとベンツの違い

ベンツに乗れば乗るほどにポルシェの良さが分かってくる。超弩級に運転しやすいベンツ、この「運転しやすい」や「気持ちいい」の、ギミックが徐々に分かってきた。ゆったり、どっしりと構え、緩やかだけど時折機敏な一面も見せる。この味付けがベンツの仕上げ。イメージとしては、大きな振り子を、大きく振りながら走るという感じ。一方ポルシェは、中くらいの振り子を、小気味に振りながら走るという感じ。この「大きな振り子」と...

空冷市場動向

ピーク時よりは、値段が落ち着いてきたように見える。一方で、コンディション良好な個体や、MTなどの個体は歴然と少なくなっている。このタイミングで、走行3万キロ未満などもチラホラ見かけるが、直近が動態保存でなければ極めて危険だろう。特に、燃料周りのケアを怠っている場合は、燃料系一式が腐食して、デリバリーが詰まってしまう、なんていうケースが多い。日常で乗るがベストだが、大事に大事に保存されている車輌の場...

朽ち果てたスピーカー達

乗り始めた時から、スピーカーコンンディションは悪かった、正味期限でいう「終わっている」状態。音量を上げていくと音が割れてしまう。とは言いつつ、走りの面の修理や改善が先立って、車内の音響改善にまで着手するのに、何年もかかったという次第だ。青銀ポル、「スピーカーを交換する!」である。20数年前のスピーカー、コーンと言われる曲面で音を反響させる部分は、これでもかという位にカピカピに乾燥していて、もはや本...

オシャレは足元から

写真は水も滴るRSサイドステップ。993RSverEU仕様への道、進捗率66%といったところだろうか。フロントロアバンパーは復帰の際にセレクト、RSサイドステップが、国内に在庫があったため、リアウイングとは別に、先んじて装着することとなった。装着してみた感想としては、「グッと車高が低く、ドシッと構えて見える」という印象。フロントフェンダーと、リアフェンダー部分の両端が、モリッと外側に膨らんでいる所...

RSverEUエアロ

993でよく見かけるエアロチューンは、写真左上のリビエラブルーの方。これは993RSのクラブスポーツ仕様、いわゆる993RSCSエアロ、チューニングメニューとしてはマジョリティ。一方で少々マイナーなのが、写真右下のスピードイエローの方。こちらは993RSのEU純正仕様、いわゆる993RSverEU。実は両方ともRSのエアロだが、少しづつ仕様が異なる。サイドステップの形状は同じだが、フロントのロアバン...

カレラのエアロチューン考

空冷ポルシェのスタイリングは難しい。スタイリングは基本的に、何かを追い求めた「結果」であって、スタイリングそのものを追い求めると、めちゃくちゃな様相を呈する。我が青銀ポルは、このポリシーを忠実に体現しており、余計なモノは一切ついていない。本来993が持っている、肢体の美しさを維持しながら、走行性能に磨きをかけている。一方で、「スタイリングそのもの」を、求めたくなるのもこれまた事実。(TBKバンパー...

これが噂のエアコン修理だ

エアコンが1年半ぶりに復活!写真は交換したパーツ、エバポレーターの新旧比較。変わらずドイツ純正のベーハー製。上段の取り外したエバポの、右端カシメ部分の下の方で、若干青みがかっている部分が、冷媒が漏れていたポイント。少しだけ、空冷ポルシェのエアコン事情を…964、993のエアコンは、正しく直せば確実に蘇るが930まではエアコン配管が、ゴム製だったりもするので、その管理や維持は異次元…さらに、外気から取...

空冷ポルシェ中古車動向

久し振りに中古市場を覗いてみた。検索条件を…・ポルシェ911・~1998年・~MTにすると179台!ん?一時期より台数が結構多いような…98年までに絞ると、ほぼほぼ空冷のみということになる。価格上位から見ていくことにしよう。(ASK除きで価格が開示されている車輌のみ…)①2400万 964RS 8万キロ ②2300万 993ターボ 5万キロ③2300万 993ターボ 走行不明④1900万 993ターボ ...

993ターボ2500万へ

ポルシェディーラーの認定中古車の高騰が止まらない。96年 993ターボ 4.5万キロ 2480万96年 993ターボ 6.4万キロ 1944万92年 964ターボ 4.9万キロ 1680万所在地は上から順番に、名古屋、世田谷、奈良となっている。一部のホットモデルのみを掲載したが、空冷の在庫は相変わらずは極めて少ない。964に関してはこの3.3ターボ1台のみ、930以下は該当なしという状況である、空...

993RSで家が買える

まず実車を久し振りに見ることが出来たのと、カラーがイエローだったこと、そして状態がきれいであったことに驚き。まだこんなのがあるとは…993カレラRSCS、やはり内装などは964RSと同じく、カーペットなどはもちろん排除され、極めてスパルタンな雰囲気…確かに、通常のカレラと比べたら造りの違いはもちろんのこと、重量の面でも相当のアドバンテージを持つものと見られ、足回りのパーツなどのクオリティも高いときた...

ベスト911はきっとある

実は7世代目を迎えたポルシェ911の系譜。1964年から始まった歴史は、2015年の今年で51年を迎えた。1つの車輛モデルの歴史としては非常に長い。我が青銀ポルは空冷最終モデル993ということなので、系譜の中では4代目と中間的立ち位置となる。モデル系譜では凡そ30年目あたりでの生まれで、いまや生誕20年選手でいわゆる中堅だ。911選びは数ある既製服の中から、自分がオーダーしたかのような、「あたかも...

RSクラッチの正体とは

世に言う「RSクラッチ」がどんなものであるか暴こうではないか。中古で3万キロで買った青銀ポルも4万キロ位から、ややクラッチの滑りというかロック率がさすがに低下。新車時から交換していないので20年も同じクラッチということだ。ポルシェの工業製品の質の高さには改めて感動する。(ロケットスタートとかで遊んでいたのも良くなかったらしい、特にRRでは御法度らしく…)そもそもポルシェに乗る前に、「ポルシェのクラ...