トラクションの鬼度合いを増すLSD

荷重をかけてタイヤよじることが出来たら、LSD入れてみたら、という話になって、トントン拍子で…OS技研のLSD「TCD」を導入。写真は、左がノーマルのオープンデフで、右が今回のTCDだ。(それにしても20数年前のパーツとは思えない綺麗さ…)TCDは通常のLSDより、コスト的には10万程高いが、LSD内部のギヤ各部が常時オイルに満たされており、ロックするまでのアプローチがスムーズ、というのが特徴。(イニシャルトルクも画一ワンパ...

変わらぬRRのドライブセオリー

やはり、最新のポルシェには乗った方が良い。特に991型や982型に。速い、安全、楽しい、が間違いない。冒頭、「に」ではなく、「には」である…コクピットに収まって、エンジンを始動するだけ伝わるフロア剛性の確かさ。ステアリングを切れば路面コンタクトも強烈な剛腕さ。アクセルペダルを押し込めば、大気を揺らして届く咆哮が脳内をどうにかしようとしてくる。遊園地のアトラクションのようなカタパルトダッシュ。ブレー...

究極の911解脱クルマ

隣のクルマを気にしながら乗り込む、それぐらい幅広のボディだ。ブラックのボディは威圧的だが、内装色のブラックと相まって、まさしく「品があるな」という感じ。(サンドカラーでないのが敢えてシブい)乗り込みは911と随分違い、着座ポイントが低くなくイージーアクセス。さすがサルーンという感じだ。ボンネットからして、かなり前方の視界が悪いかと思いきや、乗り込んでしまうとまったく気にならず、サイドミラーが映す領...

993が我が家に来た日

ドラえもんのようなタイトルだが、少しだけ振り返ってみる。何が言いたいかというと…空冷ポルシェをフルノーマルで買ってきたら、最初はえらくショッキングな状態だが、必要最低限のメソッドを施せば、極めて鋭い切れ味を魅せる、という話。新車の987Bを潔く1年で売り、当時15年落ちの993に乗り替えた。クルマ屋から帰る道中、高鳴る気持ちを抑えつつも、初めての911に興奮は収まらない…当時青銀ポルは、フルノーマル...

夜の湾岸で放つターボS

993ターボSを繰り出す。(前編からどうぞ)あれ?壊れてる?と思う位に軽いクラッチタッチ。踏み込むというより、脚をそのまま降ろすだけで、操作ができる感動的な軽さ。ターボクラスにはレリーズのアシスト機能があり、ノーマルカレラ比でも随分と軽い仕上がりとなっている。シフトもしなやかでスムーズに入る。ステアもクラッチもミッションも軽く、いずれのアクションもマイルドでしなやか。この時点でターボの躾の良さと、...

初期制動を鋭く立ち上げる

写真は影山正美プロが走行した直後の、青銀ポル993のフロントブレーキ。冬で外気温が低いということもあるが、ブレーキを限界まで追い込み、ポテンシャルを最大限に引き出したドライブの表れ。プロドライバーと、素人ドライバーには、色々な違いがある。ステアリングワーク、アクセルワーク、ブレーキワーク…他にも種々あるだろうが、このブレーキワークは、プロと素人で歴然と差が出る、スキルポイントの1つである。ブレーキ...

ケイマンGT4のカーボンバケット問題

やはり、シートポジションがもったいない、もったいなさ過ぎる…(クルマはホントに素晴らしい!)ケイマンGT4の、純正オプションカーボンバケットシート、これがなかなか予想外なことになっている…まずもって、バックレスト角度が立ち過ぎではないか(笑)街乗り仕様にしても立ち過ぎ…(メット装着率が高そうなだけに大変不評だろう)角度にとどまらず、今度はアイポイントが高過ぎる、ポルシェなら、サイドミラーのちょい上、...

GT4ファーストコンタクト

鮮烈のイエローGT4と、ネオクラシック993が入ってくると、外国人観光客が一斉にカメラを向けてくる。新旧の組み合わせ興味深いらしい。GT4のボディをよく見ると、小さな虫たちが、夜のスピードイエローのボディに、沢山ひっ付いているのが見える。黄色は昼夜問わず虫に人気のカラーだ。ドアを開けると、まだあの新車の香りがムンムンとしてくる…ステアリング、トリム、ルーフ、あらゆるパーツがアルカンターラを纏い、さ...

エンジンマウントリジット化

フルノーマルから、色々チューニングしてきたが、青銀ポル993に於いて、数あるパーツの中で、最も体感効果が優れていたパーツは、「エンジンリジットマウント」もうこれ間違いなし。純正の、エンジンマウントは、ボデイ最後部の左右に2つ、粘性流体封入型という、いわゆる液体が入った緩衝装置が、噛まされている。これが経年劣化してくると、本来の機能を果たさなくなってくる。そもそも純正のマウントは、衝撃を干渉する機能...

ステアリングに革命を

レジェンド影山に、「もう少しステアリング近いとイイ!」と言われ、言われてみればそんな気がして、気になり始める。確かに、大舵が決めにくかったのには、このステアリングのピッチが、影響していたのかもしれない。ストリートでは気にならないことが、サーキットなどに行くと気になり始める。「もう少し」というのは、ホントに「もう少し」で、今よりコブシ1個分位手前に、という具合だ。微妙な距離だが、ステアリング付近のこ...

空冷ポルシェ中古車動向

久し振りに中古市場を覗いてみた。検索条件を…・ポルシェ911・~1998年・~MTにすると179台!ん?一時期より台数が結構多いような…98年までに絞ると、ほぼほぼ空冷のみということになる。価格上位から見ていくことにしよう。(ASK除きで価格が開示されている車輌のみ…)①2400万 964RS 8万キロ ②2300万 993ターボ 5万キロ③2300万 993ターボ 走行不明④1900万 993ターボ ...

時を越えるブラックインテリア

今時のポルシェの、かっこいいインテリアカラーといえば、ルクソールベージュや、ボルドーレッド、これぞ「ざ・高級車」という感じ。続いてサドルタンや、グラファイトブルーあたりだろうか。しかも最近はツートンカラーも選べたりと、インテリアの質感は、ますます高まっている。例えばレッドのインテリアカラーが、モデルやグレードによって、選べないというのは、ポルシェのよく出来た仕組みで、相変わらずカスタマー泣かせだ。...

勝手に加速するクルマ

テスラのモデルXが、意図していない加速をしたとか、してないとか…この手のニュースはこれから増えそう。何とかセンサーや、何とかコントロールがあると、人はそれを使って、頼りたくなる。クルーズコントロールも、自動ブレーキも、レーンアシストも、リアビークルモニタシステムも、自動駐車機能も…どの機能も、少し前までは、人がコントロールもしくは、支配下に置くことによって、平然と成し遂げられていたことに、自動化の魔...

たかがミラーされどミラー

空冷ポルシェに乗り始めた頃、純正ステアリングの、センター付近のダルさにも、随分と驚いたが、サイドミラーの、レンズの視野の狭さにも随分と驚いた。「視野が狭い」、というより、随分と「後方の視界を写し出す」、という印象。20年前のレンズってこんな感じだったのか、はたまた邪推をすると、これまたドイツというアウトバーンのような、超高速走行を前提とした環境下での、ポルシェ社による、最適デザインなのだろうか?今...

エアコン修理は順延

もはや夏っぽい日も出てきて、気温が高くなってくると、タイヤの空気圧も随分と高目に出てくる。マメに調整しててもやっぱり、突っ張った感じがどうしても嫌いで小まめに抜いたり。続・エアコンの話。延期より、順延という方が正しいので、エアコン修理は順延。(多分早々に修理することとなるが…)なんと、実は、いま、絶賛、「冷たい空気」が送風口から出るのだ。それもしっかりときっちり冷えてる空気が。事故の修理で、諸々の...

レーシングなペダル配置

空冷ポルシェの、ABCペダルの違和感。中古で買って乗り始めると、とにかく、ヒールアンドトゥが出来ない…昔ランエボで、死ぬほどやってたアレが、たった数年のMTブランクで、出来なくなるなんて…と焦ったものだ。要するには、ABCペダルの配置が悪いのだ。いや、もう少し正確に言えば、空冷ポルシェのABCペダルの配置は、「大上段」過ぎて、ストリートでは、ややもすると扱い辛い、という方が正しいだろうか。事情として...

まさにレーシングストリート

駐機場を遠目に見て、思わず、「あっ、すごいかも…」と思わせるオーラを静かに放つ、我が青銀ポル993が居た。TWSのニューホイール、以前より数センチ低い車高、EU仕様のRSロアバンパー、ニューレンズのヘッドライト、コーティングの仕上がり、これらが存分にスパイシー度を上げている。そしてそこに、関わった人達の想いが乗っかったから、であろうか、この佇まいは…ある種のレーシング的な、逞しさが宿ったようにも見え...

メガーヌRS

メガーヌRS久し振りに欲しいクルマを発見。後ろから見ただけで分かる、ピッチングののピクピク感、旋回時の適正ロール量、ストリートに似つかわしくないアピアランス…帰って調べてみれば、なんとおフランス車ではないか、しかも「メガーネ」と思っていたら、こいつは「メガーヌ」ときたもんだ。そう、この出くわしたモデルは、ニュルFF最速を謳う「メガーヌRS」、メガーヌRS275トロフィーRは、ニュルブルクリンクで7...

日産GTR 17年モデル

日本を代表するリアルスーパーカー、日産GTRは、イヤーモデル制を導入しているので、ほぼ毎年モデル改良を施している。今回はGTRの話。17年モデルは、極めて前向きに言えば「オシイ!」。今までGTRは、その動力性能は申し分ないが、内装が陳腐過ぎて話にならず…これは日本を、世界を代表するスーパーカーか?と疑いたくなるような、インテリアデザインだった。それが今回の17年モデルは、大幅に改良されたと見たが、...

「赤い彗星」991後期

関東某ディーラーに当日電話をして、当日快く乗せて頂いた、初見にも関わらず厚遇を頂き感謝。青銀ポル修理中につきはからずも、ポロでの仮面試乗という形となった。デニムにパーカーという軽装で行ったのだが、さすがにアルパインスターズのレーシングシューズを見られ、「あの…もしかして…」ということで、すぐに素性はバレる。もちろん試乗車はPDK想定だったが、「ポルシェに乗る時は」という、自分自身の中での最低限の「正...

まもなくケイマンGT4生産終了

関東圏のポルシェディーラーに行ってきた。ボクスターか911でも、気まぐれお忍び試乗しようと思ったが、直前に雨が降ってきたので断念。(まぁモデルチェンジ前の試乗で怪しいし…)というわけで、ケイマンGT4の最新の発注・納車状況をヒアリングしてきた。さすがに1000万クラスの超お得車とだけあって、911Rより話題のバリューは圧倒的に高い。お届けしよう。まず、供給は未だに追いついてない状況で、各店舗でいわ...

ASM横浜でRECARO

バケットシートは生命線である。クラッシュした時の保安性能、走行インフォメーションの高さ、そして意外にも長時間運転しても疲れないという懐の深さ…運転席はフルバケRS-G、助手席はセミバケSR-7、いずれもASM横浜のRUBY限定モデル。ファブリックとアルカンターラの組み合わせは質感も高い。ASM横浜は、RECAROシートのエキスパートショップであり、店内での展示数も50脚程度が常時あり、在庫ラインナップ...

911をスピンさせよ!

ワンスマの広場トレーニングに参加してきた。場所は富士スピードウェイのP2駐車場。費用は36,000円(昼食費込み)。広場トレーニングということでコースを走るのではなく、広大な駐車場にパイロンを設けて、オーバルコースを作ってみたり、そこに散水車で水を撒いて低ミュー路を作ってみたりするプログラム。結果からすると非常に良い。オススメする。講師は澤圭太選手と東徹次郎選手の2名、参加車はポルシェ限定で全12...

ケイマンGT4はストリートファイター

ケイマンGT4のステアリングを握る人は、ポルシェ「お初」という人は基本的にいないだろう。ディーラーもそういう野暮な奨め方はしないはず。ケイマンGT4に乗る人は、恐らくどこかのタイミングで911に乗ったことがあり、ポルシェの魅力を骨の髄まで感じたことがある人々なはずだ。RRの911でかなり攻め込んだ人々が、MRのケイマンGT4に辿り着くのではないだろうか。もっと言うとその人たちは911の前に、ボクス...

何がベストパーツか探ること

ターンパイク駆け上がると久し振りに晴れた大観に会えた。至福の時だ。道中の小田厚はやっぱり●00キロ近くで走行すると、不正路部分の乗り越えや、旋回進入時に不安を覚える。特にフロント周りがウィークポイントと見た。ターンパイクに入ると基本的には登りなので、そんなにフロント周りのウィークポイントは顔をのぞかせないが、ギャップ乗り越えた際に一度ではフロントが収まりきらずギクシャクする。やはり下りに入るとその...

993の調律

水冷987からの乗り換えで、空冷993に乗り始めた第一印象は、「全体的に情報量が乏しい」。情報量が乏しいとは、全体的にクルマの動きが把握し辛く不安、というニュアンスの方が正しいかもしれない。ステアリングは重く遊びがあり、ペダル位置も悪くヒール&トゥはし辛く、シートは旋回Gが高くなるとズレだす。エンジンがズンズンと逞しく回る印象とは裏腹に、ドライバーとクルマが接するポイントの緩さと不満を感じた。よく...

腐ってもGTR速し

先日日産GTRと走る機会があったので、一緒に走った感想を書いてみる。とにかく速い、どんな状況であっても、前へ前へ進むチカラが絶えない。ドライバーに聞いてみると、乗ってる方もそんなに苦労せず、ステアリングを切って、アクセルを踏んでいくだけでぐいぐいいくとのこと。明らかにR34までの、ドライバーとクルマの会話がなく、ないながらにしてクルマは確実に速く前へ進んでいる。驚く。不正路面を●00キロ近くで走破...