雨の山に入る

雨と分かっていながら、久し振りに走りに出る。やはり、ドライの時には気付かなかったことに、色々と気づかされる、この洗練されるこの感じ…いつもより少し早めのブレーキ、いつもより少し余裕を持ったライン取り、いつもより気にする路面の状況、いつもより臆病になるリアタイヤの感触。ちなみに左側の落ち葉に乗りながら、アクセル開度を大きめにすると、結構な勢いで滑り始める(笑)どんどん感覚が研ぎ澄まされていく。不整路...

エンジンルーム改革 完結

もはや文字で語る必要はないだろう。「どう思うか?」だけである。仕上げは、右端に鎮座するインテークシステム。マイアミのflat6rebelで、偶然にも95前期用を出しており、それを取り寄せて装着した。https://flat6rebel.com/インテークパイプが長いことと、ヘッド先端にクリーナーがあるため、実際装着してみると、走行時にかなり首をフル可能性が見つかる。解決策はこうだ、写真ではやや見辛いが、エアクリーナーの付け根部分、...

ミッションOH

ミッション降ろしてバラしたついで、オーバーホールも合わせて実施。(結果的には予期せぬミッションOHとなった)ミッションのオーバーホールは、エンジンのオーバーホールとは異なり、内部で爆発・燃焼などが起きていないので、基本的には分解〜洗浄でパーツを再使用出来る。青銀ポルの走行距離自体は8万キロだが、途中でミッションの載せ替えをしており、かつ載せ替えたミッションが低走行だったので、ミッション自体の積算距離...

レリーズフォーク事件解決!

みよ!レリーズフォークマウント復活。写真向かって左側のマウント部分。溶接屋で肉盛りしてくっ付けて、内燃機関屋でボーリング加工して抜き切って完成。(肉盛りの際は中に輪っかを入れて穴自体も強化済み)ちなみに内燃機関屋で、ミッションケース自体を正確に計測してもらった際、ケース自体に歪み等はなしと確認することも出来た。今回の件、どこまでいっても憶測の域を脱しないが、遡ること数年前のあの事故が遠因と推測。あ...

Guntherwerks 400R

毎日嬉しいニュースばかり。今度は本家ポルシェではなく、アメリカ発guntherwerksが、993をカーボンボディでレストアさせた。(ポルシェはボディはオリジナルだったのと正反対)空冷エンジンを4.0リッターまでスープアップさせて、全身を最新鋭のカーボンボディで武装して、前後ワイドフェンダー化して逞しい太ももの中には、遥かにワイドサイズのタイヤをはかせて、ノーマルよりも獰猛に路面を掴まんと…まぁ6000万という価格もそ...

Classic ‘Project Gold’

スバラシイ。まずはこの言葉を贈るべきだろう。そしてそのモデルが993であったことに、殊更の喜びを感じる。先進自動車メーカーが、昨今の環境問題等を度外視して、20数年前の車両の、オリジナルコンディションを再現する、という途方も無いこの企画、ポルシェファナティック達が、夢に夢に見ていたことをやってのけてくれた。実際の所は、「ポルシェクラシックが稼働し始めましたよ!」ということを全世界に発信する、ローンチキ...

やはり優等生か

改めて、我が青銀ポルは良く出来ているなぁ、と感心させられる。(良くとは、良くチューンドされている、と言う意味)いつものコースを、いわゆるお買い物クルーザーの、ベンツS204(FR)で走ってみた。(もちろんタイヤの空気圧もそのままのSモードで)終始上りコースと言う特徴もあるが、まずはRRのレイアウト特有の、リアの蹴り出しの強さがないこと、まぁこれが面白くないこと…正しく言うと、コーナー脱出時のトラクションが不足...

レリーズフォーク付け根部分

結論からすると、これまたミッションケースの一部を破損となった。(そう、この時もミッションケースを派手に破損した…)今回、クラッチペダルが戻らず、シフトが出来なくなったのは、このミッションケース側に付いている、レリーズフォークが正しく機能しなくなったから。正確に言えば、ミッションケース内のレリーズフォークの付け根部分が、何らかの原因で金属疲労を受けて、破損してしまった。(レリーズフォークは左右のワッ...

駆動途切れる…

今思えば、前兆はあったのかもしれない。クラッチを切って繋げた後、クラッチペダルが、ほんの数瞬遅れて、コツンと残り1/3位が戻ってくる現象が、数週間前からしばしば出ていた…そして幕切れは突如として訪れる。アクセル全開状態からの5→6のシフトチェンジ、その瞬間に、駆動がパッと途切れてギアはNに留まってしまった、「あれ?」と思い、もう一度クラッチを切ってみるが、ペダルが奥から戻って来ず、もちろんシフトも入らない...

エンジンルーム改革 第3章

どうだ!レーシーなエンジンルームに一歩一歩近づいている…今回は、エンジンルーム向かって、左奥にあるヒーターブロア一式を取り去って、カーボン製のヒーターバイパスダクトを設置。噂のフィッティングは、ほぼほぼほぼほぼ問題ないが、実際の所、上部シュラウド部分へ差し込み部分、カーボンダクトのアールが合わず、ダクトが5mm程シュラウドからはみ出している(笑)テスト走行もしてみたが、いきなり外れる兆候もなさそうだし...

ブリッジアダプターリレー

第1章はこちらから。エンジンルーム改革 第2章は、エンジンルーム向かって左側、ヒーターブロアの撤去と、ヒーターバイパスダクトの取り付けだ。ちなみに最初に書いておくと、これは走行性能には影響が一切ないチューンで、完全な見た目追求のチューンということ、断っておく。ヒータブロア一式を取り去ると、ブロア本来の暖房吐き出し機能が弱くなるので、走行風に応じた弱〜い暖房しか吐き出せなくなる。それを解決するのが、写...

もはや見た目だけ空冷ポルシェな域に…

英グッドウッド2018、温故知新のフェスということで、最新と古いポルシェが入り混じった祭典で盛り上がった様子。中でも空冷ファナティック達は、今回もまたシンガーの出展したあの白いDLS車両に、興味津々だろう。(写真はその車内の様子)大丈夫だ心配することはない、メディア対策をバッチシ意識しているので、シンガーのHPにはしっかり詳細が上がっている(笑まぁよくよく各種記事を読んで見ると、もうホント空冷ポルシェであ...

エンジンルーム改革 第2章

前の流れはこちらから。マグネシウム製の、オルタファン、オルタファンハウジングの塗装を完了。オルタファンに関しては、ご存知のようにハウジングとのクリアランスが、これでもかという程狭いので、予め羽の方を削って、塗った際の双方の厚みを考慮。(結果としてクリアランスはバッチリ確保出来ている)無骨なエンジンルームの中央に、いきなりこの様な花が咲くと、想像はしていたことだが他が突如として目立ち始める、ある意味...

快適さと脆弱さのハザマで

今回はベンツの話。車検での重整備を終えて半年、センタークラスタに突如として…「タイヤ空気圧警告システム 作動できません」「ESD/ABS/横滑り防止 現在使用できません 取扱説明書を参照」が警告メッセージとして出てきた。まずはパンクか?となるが4輪見回してみたが、いずれもサイドウォールはしっかり立っている。パンクでは無さそう。キーを捻ると、エンジンは問題なくかかり、吹け上がりをはじめ、ブレーキや足回りの各種...

エンジンルーム改革 序章

空冷ポルシェのエンジンルームは、モデル初期から、基本的にレイアウト踏襲しており、最終型の993に到るまで共通点が多い。空冷ポルシェオーナーであっても、あまり興味のない人にとっては、どのモデルでこれが付いてるとか、このモデルからはこれが付くようになったとか、正直細かくでどうでもいい話なのかもしれない。(いや、ここに書かれていることはほぼどうでもいい話だが…)まず、このエンジンルームの写真というのは、正直...

ヒーターバイパスダクト

エンジンルーム改革その①。このウェットカーボンのヌラッとした質感、早くエンジンルームにブチ込んでやりたい。写真は、ヒーターバイパスダクトのカーボン仕様。(PN:99321194100)エンジンルーム、向かって左奥上部に鎮座するヒーターブロアを、取り去ってしまい、このバイパスダクトで直繋ぎしてしまおうという、なんとも勢い付いた話だ。このヒーターブロア、993RSまでは装備されているが、993RSクラブスポーツ、並びに993CUPに...

燃圧5.0bar仕様に

通常のモデルに搭載されているのは、3.8bar仕様の燃圧レギュレーター。写真だと向かって左。ボッシュ製で、アウディの一部モデルにも使用され993以降のポルシェでも、結構長い間かつ幅広いモデルで使用されており、いわゆる標準的な燃圧レギュレーター。この手の古典的なパーツはそうそう形が変わらない様子。(PN:99311019900)そしてこの3.8barの燃圧を、凡そ1.3倍引き上げた5.0bar仕様、いわゆるハイプレッシャーレギュレーターが...

993ターボを駆る

最初に結論を書いておくと、C2とは全く別物と割り切った方がイイ。全くもって、別物である。いつの時代も、世代の頂点に君臨するターボ、ある意味でその世代の象徴であり、完成形でもあるターボ。993ターボは、初のAWD機構を取り入れたターボ、初のツインターボシステムを導入したターボ、そして空冷エンジンとしては最後となったターボ、この先のターボ史の中で、明らかにエポックな1台として語り継がれていく993ターボ。そんなメ...

CUPステアリング

この前のステアリング思案の続き。また、先回のタイロッドの流れを受けると、ここ最近CUPヅいているように見えるが、凡そ間違いでもない…当初入手しようとしたのは、993CUPのステアリングだったが、既に絶版となっており、色々探し回った結果、ステアリングセンター部分に、イエローの帯があるかないかの違いで、996CUP用のステアリングを入手することが出来た。(964/993/996と同じハンドルモデル)バックスキンモデルは初だが、...

全面フィルム施工

冬が終わって、春先から盛夏にかけて、空冷ポルシェはとにかく暑い、そしてドライバーは日に焼ける。最近のクルマは、窓そのものに予め、紫外線や赤外線をカットする素材が入っていたりする。さもなければ、納車時にウィンドウフィルムを施して、赤外線や紫外線をカットするような、快適な室内空間が作られている。20数年前のクルマ、空冷ポルシェの計6枚あるガラスは、いずれも素ガラスのため、夏場はとにかく直射日光が当たると...

最適姿勢までの短縮

写真はフロントタイヤハウス内の、カップステアタイロッド。イエローのマークが付いている部分から奥がタイロッド、ピンクのマークが付いている部分から手前がタイロッドエンド。(エンド部分は車高などの都合で純正C2用を繋ぎ込んで再使用)青銀ポルの駐車場タイプは、ツルツルな鉄板に乗っかるリフト形式。ハイグリップタイヤを履いていると、「ギュリギュリ」と音がする。(なんとなくイメージが付くだろうか)カップステアを入...

CUPステアタイロッド

やっとこさ入手出来た。マニアックなパーツ。写真は993CUPのパーツ、いわゆるCUPステアタイロッド。生粋のレーシングパーツだ。今はパーツ自体の在庫もなく、再生産の予定もないという、手に入らない絶版パーツとなっている。(パーツそのものの価格はそんなに高くない)市販モデルC2に装着される純正タイロッドは、ダンパー機能が内臓されていて、タイヤなどからの入力や衝撃を和らげている一方で、このダンパー機能が経年劣化の...

ステアリング思案

ステアリングというパーツは一見地味だが、クルマを操るという点に於いては、ここから全てが始まると言っても過言ではない,非常に重要な部分。何しろ運転している最中、四六時中手にしているパーツだけに、ドライバーとの会話量は、シートと並んで豊富だ。特に最近のドライブでは、ステアリングのオシ具合と、コーナーリング中のオクリ量を意識している。以前より「舵」の意識は高まっている…現状のナルディで何一つ不満はないが、...

最強ラジアルRE71-Rの感触

Sタイヤに匹敵するグリップとも言われる、国内最強ラジアルタイヤと名高いRE71-R。サーキットの早速フル荷重というワケにはいかないが、早速峠レベルでRE71-Rをガッツリ試してきた。ファーストインプレッションとしては、「すごく初期からベタベタしたタイヤ」という印象を受けた。街中を極低速域で流していると、路面の小石をタイヤが引っ付けて、インナーフェンダーにカチャカチャ当たっている音が聞こえてくる。随分と粘着質だ...

1年ぶりのタイヤ交換

役目を果たしたディレッツァを外してみると、片方の後輪に細い釘が1本キレイにブッ刺さってた…路面にはかなり気を付けて走っているが、1年で数千キロ走っていれば拾ってしまうものだろうか、まぁ仕方ないと考えるべきなのか…(それでも日本は比較的恵まれた道路環境なのだろう)そして今回タイヤ交換に際して、あわせてエアバルブを新調することにした。実はこのエアバルブ、サーキットを走り始めて気になりだした部分で、今回はち...

グリップを拾いにいくソーイング

サーキットの同乗走行で、「もうタイヤが3分ヤマを切ったからか、思うようにグリップせずおっかないです…」とかピーピー泣き言を言いつつ、プロにドライバーチェンジ。笑顔でフンフン頷き聞きながら1コーナーへ進入していく…(ABSは装着車かどうかは必ず聞かれる事前質問事項)結論から言うと…「ぬっぁ…しっかりというか、がっつりグリップしてるし…(汗)」もうホントにプロドライブは何度横に乗っても凄さが過ぎる…素人の戯言を...

993カラーバリエ変遷

ちょっとシツコイ系のネタ。993ボディカラー設定の変遷。ざっと並べるとこんな感じ。(実にシツコイ系のネタだがお許しを…)(標準色)ブラック(94-95-96-97)ガーズレッド(94-95-96-97)グランプリホワイト(94-95-96)スピードイエロー(94-95-96)リビエラブルー(94-95)アマランスバイオレット(94-95)ブルーターコイズ(96-97)パステルイエロー(97)グラッシャーホワイト(97)(特注色)ブラックメタリック(94-95-96-...

金持ち仕様≒エクスクルーシブ!

たまに「!」な仕様や組み合わせに出くわす。エンジン、駆動、シャーシ周りではなく、主にはエクステリア、インテリアに施される、エクスクルーシブ仕様。諸説あったりで、その実態と範囲は謎に包まれがちだが、とにかく一つ言えることは、「金持ちバブリー仕様のクルマ」として生まれてきたと言うことだ。(その実態は、結構なんでもござれ、と見受けられる…)よく見かけるのは、カーボンパッケージ仕様、トリム周りなど至るポイ...

空冷ブームはとうの20年前に終わっている

凡そ20数年前にデビューした993型。空冷最終型で20数年前。よくよく当時の雑誌を見返してみると、そのチューニング熱は90年代後半かはら00年代前半をピークに、以降下降傾向にある。クルマのチューンはデビュー早々が熱いのがセオリー。当時各ショップはこぞって最新の空冷ポルシェに挑んでいた。(どこのサーキットで何秒だ、湾●で何キロ出た、とか)元々かなりのレベルでまとまっているポルシェということもあり、チューニングで...

ビッ!と走らせる!

「なぜ、ビッ!と安定しているの??」それは…クルマが「ビッ!」となるように走らせているのだ。同じポルシェで、同じようなチューンドで、同じスピードで、同じラインを走ってても、なぜか膨らむと…911のコーナーリング姿勢は、最初がしっかり決まれば、かなりドッシリ安定。最初=進入時に、勝敗はほとんど決していると言える。特にフロント荷重がかかりづらい、平坦な道の時には、意図的にフロントグリップを引き出す走り、ブ...

デスビOH

デスビデスビって、正しくはディストリビューター。点火装置の部品で、イグニッションコイルから来た高圧電流を、各エンジン気筒に点火を分配する装置、という理解で良いだろう。964から、ツインプラグ化され、このディストリビューターも2つのツイン対応となり、インテーク側とエキゾースト側の2つ。インテーク側の動力をベルトを介して、エキゾースト側にも伝えて両方を駆動させている。(だからプラグも6気筒×2本ということに)...

空冷ポルシェ中古車市場2018年春

数年前に比べて、空冷ポルシェ全体のタマ数が圧倒的に減った。要因は空冷バブルに端を発する、国内の於ける買い漁りと、国外への利益追及の転売。一番手近な価格で、乗って面白いMTミッションの、カレラ2が各世代激減しているのが特徴的。993中古市場は、カレラ2で500-1000万、カレラ2Sで600-1200万カレラ4Sで1000-1500万ターボで1500-2500万、993RSが2500万-4000万、という動態。「993 中古」で、ネット検索で引っかかるのは、い...

アウディR8 RWS

これは久し振りに欲しい!と思わせるモデル…リア駆動、とミッドシップレイアウト、そしてクワトロモデルよりも安価。安全を至上命題に掲げるアウディが、自らのブランドシンボルであるクワトロを捨て、ボーダーラインを良い意味で踏み越え、クルマを操る楽しみ、をカスタマーに提供する形となった。正直これだけの馬力のクルマであれば、もはやマニュアルミッションではなく、ATの方が安全で確実に御せるだろう。実際にクワトロモ...

Mgという素材

空冷ポルシェのエンジンルームは地味だ。エンジンの基本設計が古いこともあるが、見た目は度外視されていて色気はない。とりわけ、ナロー時代から、ルーム中央に鎮座する空冷ファンは、ある種エンジンルームの顔である。このファンもまた、写真のように味気のない色形をしており、経年劣化の古ぼけ感はこれを更に加速させている…(もちろんこの無骨さも空冷911らしさでもあるが)さて、もうここまで来たら、次の展開はお分かりだろ...

GT2はなぜ未亡人製造機なのか

NEW911 GT2 RS、ニュルタイム6分47秒、平均時速は180キロ台、これはポルシェ918スパイダーを、10秒近く上回るタイムだ。最高出力はなんと700馬力に到達し、580馬力のターボS、ターボSエクスクルーシブの607馬力を、遥か後方に置き去りにした設定。常勝を命題としたポルシェとしては、このパワーウォーズを征することも、これまた必然的に求められることではあるが、もはやランボルギーニで言ったら、「LP700」ということである(笑...

永遠の911

技術の進歩は素晴らしい。写真はポルシェ959の燃料キャップガスケット。3Dプリンタ技術を使用して、ポルシェが廃版だったパーツを作成すると発表。現代に蘇る3Dプリンタ製のパーツは、当時のオリジナルパーツよりも、強度や精度が高くなる、なんていうこともあるらしい。(そりゃ30年前と今の技術には雲泥の差がある)パーツに限らず、大型の3Dプリンタそのものがあれば、クルマのボディそのものも、今や作り出すことはそう難しい...

タイヤライフ後半に学ぶ

この前の続き。タイヤがイキイキ(=前半)しているうちは、多少荒く左右に荷重を掛け分けても、タイヤ自体が抱え込んでくれるが、ササクレだって硬化(=後半)したタイヤだと、少しばかり操作ニュアンスが変わってくる。(いや、正しくは変えるように意識している)前後方向はさほど意識せずも、左右方向への荷重を掛ける際には、ややゆっくりと、ステアリングを送りつつ、丁寧に荷重を掛けると、硬化したタイヤも穏やかに潰れ始める。...

しっかりあっためて

冬になると、また少しクルマの様子は変わってくる。エンジン始動直後の、硬めのミッションオイルはしばらくシブい。路面を掴むタイヤも、どことなく応答が淡白で引っ掛かり初期が弱い。少しづつ少しづつ、準備運動をしながら、あっためていく作業が必要だ。いつもの調子でヒョイとすっ飛ばしていくと、ポーンとどっかへ飛んでいきそうな、あったまればもちろん全然悪くなんてない。と思っていたが、この「どことなく感じる引っ掛か...

トータルバランスで魅せる

どうだろう…?このアピアランスにウットリしない人がいるのだろうか?いや、このブログを見ている人にはいないだろう(笑)クルマの立ち姿は、チューニングの方向性、パーツのチョイス、その1つ1つの積み重ねの結果である。カスタマイズにはセンスとフィロソフィーが必要だ。簡単に言うと、「これをやっちゃいけない」と、「こういう方向性でまとめる」を予め決めておくこと。なんでもかんでもという訳にはいかない。我が青銀ポル...

MT車を司るシフトノブ

クルマとカラダが接するポイント、シート、ステアリング、シフトノブはこだわりたい。この3点のみで、クルマとコンタクトすることで、1トン超えの物体を超高速で動かすのだ。シートはレカロ、ステアリングはナルディ、シフトノブはあえて純正を貫き通していた。驚くのは、25年近くたった今でも、あれだけ頻繁に手に触れるシフトノブが、擦り切れたり色褪せたりしないこと。誠に素材のクオリティが高い。実は、このシフトノブという...

最新のメルセデスE400を駆る

結論から言おう、「最新のクルマってのは、無慈悲な程に速い…」簡単にスペックから…メルセデスベンツE400 エクスクルーシブ 4MATIC、3.5リッターツインターボで、馬力は333PS、トルクは48キロ、価格は1000万弱。まずもって、ビジュアルの所感は「デカい」、S204のCワゴンと比べると一回りは優にデカイ。それもそのはず、W221時代のSクラスに図体の大きさは、かなり肉薄している。今回は走行性能をインプレ、次回はそのアピアランス...

992型 ホイールベースが変わるって一大事では?!

とりあえず、このナンバーリングのまま行くと、992の次は…一周回ってまた993?!とドキドキしてしまう。(ポルシェは絶対に回避すると思うが…)次期911はとうとう、プラグインハイブリットモデルも出るらしい。WECではLMP1クラスを撤退して、新たにフォーミュラEに参戦しようとしているポルシェなら、911モデルでこの手のハイブリットモデルを出すことは、もはや何の驚きでもない。918をリリースした時点で、ハイブリット系の回生...

再現性のスポーツ

素人ながらに、サーキットでタイヤを使えるようになって、荷重コントロールが出来るようになって、気づいたことがある。公道でタイヤを使えている人、というのはホントに曲芸の域にあると思う。限られた車線の中で、前後に、左右に荷重を丁寧に掛け分けて、進入して脱出…しかも、サーキットのような、周回コースであれば、一度ミスしたコーナーを、次の周で修正してリトライも可能だが、公道ではなかなかそうもいかない。ましてや...

そのブレーキ、オワってるかもしれない

まず最初に…993C2のブレーキを993ターボのブレーキに換装したことある人がどれだけいるか?がこの話のスタートラインになる。今回の換装、かなり珍しい事例であると共に、かなり衝撃的な考察・結果も得られている。(ターボブレーキは走行1万キロ走行でOH済のほぼ新品)「街乗り」「峠」「サーキット」の3段階があるとして、今回は「街乗り」レベルでのインプレッション結果。(街乗りレベルだからこそ、見えたことがあった)早速...

存分にデフとタイヤを味わう

久しぶりのサーキットで2つを試してきた。1つはデフ、1つはタイヤ。まずはデフ。デフはOS技研のTCD。クローズドコースで、荷重を目一杯かけてコーナーリングをすると、デフの恩恵はやはり大きいと実感。想像通り、コーナーリングが以前より、ややラクというか、機械の力を借りて曲がるというか、無理やりではなく、いわゆる「デフを使って曲がる」という感じ。コーナーリング姿勢が安定して、かつ狙った姿勢が継続できるし、ちょっ...

993ターボブレーキ移植計画

縁があって、程度良好な993ターボ用の前後ブレーキ一式を入手、993も20年選手のブレーキということで、ここいらでいっちょOH兼スープアップを敢行。(実走行1万キロ程度のOH済みのキャリパーだ!)簡単にブレーキスペックから。【before】993C2/C2S/C4F:304mm/32mm/4podR:299mm/24mm/4pod  ↓【after】993T/C4S/GT2/RSF:322mm/32mm/4podR:322mm/28mm/4pod/※ターボはフロントが2ピース※ターボはピストンがカレラ、RSよりなんと...

エンジン降ろす?降ろさない?

結果としては…左右タペットカバー、左右チェーンケースカバー、の両方からオイル漏れという結果。ただ漏れの量的には、チェーンケースカバーはしばし目を背けられそうなので、今回は作業が簡易なタペットカバーのみ交換で応急処置。ちなみに、993の場合はタペットカバーではなく、正しくはエキゾーストヘッドカバーと言う。実は、2-3週間位前から、ヒーターを入れると、ロウのような匂い?時には焦げたような匂い?が入り込むので...

右バンク下にオイル染み発見…

我が青銀ポルは、7万キロを迎えたが、エンジンをはじめ非常に調子がよく、個体としてはいわゆるアタリだと思っている。もちろんダラダラとした街乗りやちょい乗り、暖気なしのいきなりスタートを避けるなど、空冷ポルシェを守るための最低限は励行しているが、それにしても各部良好に機能している。がしかし、寒くなってきたとある日、クルマを動かした後の駐車場に目をやると…オイル染みを右バンク下に発見…そう言えば、毎年ガク...

TIPに見るPDKの幻影

久し振りに993TIPに乗ってみたら、すごく好感触で、いくつか新しいことが発見出来た。以前、964TIPのRHDに乗った際には、そのブレーキペダルのオフセット具合に、非常に驚いたことを覚えている。右前方のタイヤハウスを避けるため、ブレーキが有り得ない程中央へ、左側にオフセットされており、カラダを少しヨジらないと、ブレーキペダルに足を落とせなかった。(その他、コンディションも悪い個体だった…)今回は993TIPはLHDなの...

モデル毎に異なるブレーキ装置

ポルシェって奥が深い。同じ993モデルの中でも、グレード毎にブレーキ装置がやや異なる。ここでいうブレーキ装置とは、目に見えるキャリパーやローターではなく、いわゆる倍力装置の部分の話だ。C2系はいわゆるサーボ装置で、一般的な自動車に用いられる仕組みで、簡易的かつ原始的な機構のため、多少の故障があっても制動は可能だが、エンジンの吸気圧などにより制動は微妙に影響を受ける。一方で、C2系以外のいわゆる上位モデル...